2015年6月23日11時40分
日本ガイシは22日、九州電力が豊前火力発電所(福岡県豊前市)の敷地内につくる大規模な蓄電施設用の電池を受注したと発表した。2015年度中に運転を始める予定で、「世界最大級の蓄電池設備になる見通し」としている。
設置するのは、新たに開発したコンテナ型の「ナトリウム硫黄(NAS)電池」で、出力は5万キロワット。一般家庭約3万戸が1日に使う電力量に相当する30万キロワット時程度をためることができる。
九電は太陽光発電など再生可能エネルギーの受け入れ余地を広げることを狙い、国が公募した実証実験に参加する。この実験で日本ガイシのNAS電池を活用する。
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