橋本環奈「セーラー服―」初主演　角川映画４０周年作品

　角川映画の４０周年記念作品となる映画「セーラー服と機関銃―卒業―」の製作発表会見が東京都内で開かれ、主演するアイドルの橋本環奈が「作品の冠に恥じないよう、楽しみながら全力で臨みたい」と抱負を語った。

　１９７６年の「犬神家の一族」以来、数々の作品を世に送り出してきた角川映画。その代表作といえる８１年の「セーラー服と機関銃」（薬師丸ひろ子主演）の続編に当たる本作で、来年の４０周年を飾る。

　「天使すぎるアイドル」としてブレーク中の橋本は映画初主演。「憧れの存在」だという薬師丸が演じた主役・星泉を引き継ぐ大抜てきに「『まさか！』という驚きと大きな喜びを感じました。夢の途中にいるようです」と瞳を輝かせた。前作で印象的なのは薬師丸が「カ・イ・カ・ン」とつぶやく有名なシーンだが、「誰かのようにではなく、自分らしい星泉を演じられたら」と話した。

　原作者で作家の赤川次郎は、橋本に「薬師丸さんが２０世紀の星泉だったとしたら、２１世紀の星泉を自分なりのやり方でフィルムに刻んでほしい」とエールを送った。

　映画「セーラー服と機関銃―卒業―」は２０１６年春公開予定。