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 ◇戦世(いくさゆ)を生きて

 日本が終戦を迎えた後も、最南端の有人島・波照間(はてるま)島(沖縄県竹富町)では、「戦争」が続いていた。

 敵は、伝染病のマラリア。今も島に住む浦仲孝子さん(84)は1945年9月から翌年1月にかけ、家族を次々に亡くした。

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 にぎやかだった11人。まず…

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