ライアン　準地元で連敗止める　きょう中日戦に先発

　２３日中日戦（長良川）に先発するヤクルト・小川泰弘投手（２５）は２２日、ナゴヤ球場で調整。「（チームは）連敗中で自分も勝ててないので、なんとか勝ちを付けたい」と、意気込みを口にした。

　今季は開幕から６戦連続で投げた試合を勝利に導き、自身も３勝挙げたが、５月１日広島戦（神宮）を最後に６試合白星なしだ。高津投手コーチは「ブルペンではいいが、試合で力が入ると球が高くなる」と指摘。制球力アップへ前回登板後、内野手のようにゴロを捕ってからステップして、思い切り腕を振って投げるという練習を何度も繰り返した。

　長良川は愛知・成章高２年春の東海大会で投げたことのある球場。実家から応援団が大挙する中で、初心に帰って白星を奪いにいく。（竹村和佳子）