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西之島 初の海底調査へ測量船が出航6月22日 17時57分
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1年半以上にわたって活発な噴火活動が続く小笠原諸島の西之島について、海上保安庁は初めての海底調査を行うことになり、22日、現地に向けて測量船が出航しました。
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島では、おととし11月に噴火が確認されて以降、1年半以上にわたって活発な噴火活動が続いていて、流れ出した溶岩によって島の面積は元の島の12倍以上に拡大しています。
海上保安庁はこれまで上空からの観測を行ってきましたが、噴火活動の実態をより詳しく調べるため、噴火後、初めてとなる周辺の海底調査を行うことになり、22日午後、東京・港区の港から現地に向けて測量船が出航しました。
今回の調査では、島から4キロ以内の警戒区域に無人の小型測量船が入り、周辺の海水や海底の堆積物を採取して成分を分析したり、流れ出した溶岩などで海底の地形がどのように変化しているかを調べたりして、噴火の特徴を詳しく調べます。
また、人工的に地震を起こして、地下深くにどのようにマグマがたまっているかを調べて、今後の活動を推測する手がかりを得たいとしています。
海上保安庁海洋情報部の森下泰成地震調査官は、「今後の西之島の研究の基礎的な情報になるよう、島の近くの海底の変化や火山内部の構造などをしっかりと確認したい」と話していました。
また、調査に同行する東京工業大学の野上健治教授は、「西之島の海面の下で何が起きているかは詳しく分かっておらず、海水の成分の分析などの調査を行って現状を調べたい」と話していました。調査は来月10日までの日程で行われる予定です。
海上保安庁はこれまで上空からの観測を行ってきましたが、噴火活動の実態をより詳しく調べるため、噴火後、初めてとなる周辺の海底調査を行うことになり、22日午後、東京・港区の港から現地に向けて測量船が出航しました。
今回の調査では、島から4キロ以内の警戒区域に無人の小型測量船が入り、周辺の海水や海底の堆積物を採取して成分を分析したり、流れ出した溶岩などで海底の地形がどのように変化しているかを調べたりして、噴火の特徴を詳しく調べます。
また、人工的に地震を起こして、地下深くにどのようにマグマがたまっているかを調べて、今後の活動を推測する手がかりを得たいとしています。
海上保安庁海洋情報部の森下泰成地震調査官は、「今後の西之島の研究の基礎的な情報になるよう、島の近くの海底の変化や火山内部の構造などをしっかりと確認したい」と話していました。
また、調査に同行する東京工業大学の野上健治教授は、「西之島の海面の下で何が起きているかは詳しく分かっておらず、海水の成分の分析などの調査を行って現状を調べたい」と話していました。調査は来月10日までの日程で行われる予定です。
面積12倍以上 活発な噴火活動続く
小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島では、おととし11月に島の南東側の海底で噴火活動が確認され、その後、新たに出来た陸地が元の島と陸続きになって拡大するなど、活発な噴火活動が続いています。
今月18日に海上保安庁が航空機で上空から観測したところ、島の中央部の火口からは1分間に1~2回程度噴煙や噴石が噴き上がり、斜面からは溶岩が流れ出すなど依然として活発な噴火活動が続いていることが確認されました。また、斜面にある溶岩の流出口は、噴出した溶岩の一部が堆積して円すい状に盛り上がっていたほか、青白い火山ガスが噴き出している様子も確認されました。
島の大きさは、東西およそ2000メートル、南北およそ2100メートルで、面積は東京ドームのおよそ58倍の2.71平方キロと、前回よりもさらに拡大し、元の島の12倍以上になっています。一方、前回の調査で見つかった沖合の海水の変色は、今回は確認されませんでした。
調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は、「前回の調査よりもガスの放出量が増加していて、色から判断すると相当の量の二酸化硫黄が含まれていると考えられる。マグマの供給量が増えている可能性がある」と指摘しています。海上保安庁は、引き続き近くを通る船舶に注意するよう呼びかけています。
今月18日に海上保安庁が航空機で上空から観測したところ、島の中央部の火口からは1分間に1~2回程度噴煙や噴石が噴き上がり、斜面からは溶岩が流れ出すなど依然として活発な噴火活動が続いていることが確認されました。また、斜面にある溶岩の流出口は、噴出した溶岩の一部が堆積して円すい状に盛り上がっていたほか、青白い火山ガスが噴き出している様子も確認されました。
島の大きさは、東西およそ2000メートル、南北およそ2100メートルで、面積は東京ドームのおよそ58倍の2.71平方キロと、前回よりもさらに拡大し、元の島の12倍以上になっています。一方、前回の調査で見つかった沖合の海水の変色は、今回は確認されませんでした。
調査に同行した東京工業大学の野上健治教授は、「前回の調査よりもガスの放出量が増加していて、色から判断すると相当の量の二酸化硫黄が含まれていると考えられる。マグマの供給量が増えている可能性がある」と指摘しています。海上保安庁は、引き続き近くを通る船舶に注意するよう呼びかけています。