何ていうんですか、梅雨の中休みっていうのでしょうか、梅雨が上がったかのようなピーカンな朝。
絶好のラーメン食べ歩き日和、さてさて、今日はどんなラーメンに出会えるでしょうか。
前回は京急日ノ出町駅まで電車に乗ってしまいましたが、今日は相鉄線平沼橋駅で降りて、30分ほどとぼとぼと歩いて麺処野毛八@日ノ出町(横浜市中区宮川町)へ。
賑やかに店先を飾っていた祝い花は片づけられ、気持ちもあたらに営業されています。
念のため、店先のメニューを確認してから店内へ、ノーゲスでがらんとしていて、今日ものんびりできてしまいそうです。
お冷を運んできてくださった店員さんにオーダーを告げると「味玉かワンタンが無料サービスとなっていますが」と説明があります。
前回は「開店記念で味玉サービス」でしたので、ちょっぴりレベルアップされた様子、いつまで無料サービスなのかは未確認です。
程なくして醤油らぁ麺700円、サービスのわんたん。
汐らぁ麺とはトッピングが違っていて、鶏つくねが輪切りのちくわに替わっています。
純鶏ガラ出汁のスープが前回よりずっと美味しくなっていて、醤油ダレととてもよく合っていて、普段はレンゲでの味見は一口だけなのに、二口、三口と飲んでしまいました。
三河屋製麺の細麺がつるんと喉を滑っていきます、美味しいですねぇ。
トッピングのチャーシューは鶏と豚の二種類で共に窯焼き、おでん屋の昼営業として提供されるラーメンのレベルを超えています。
前回は初めから全体に散らしてあった焦がしネギが、今回は一部にまとめて垂らしてあり、食べていきながら全体に広がっていく感じ、工夫されていますね。
勝手に柚子胡椒と勘違いしていた酢青唐辛子、夜営業のおでん用の調味料をそのままおいてあるそうです。
味見してみると、おでんに合う真っ直ぐに向かってくる辛さ、繊細な味わいのラーメンスープですので、最後にほんの少し入れてみたら面白かったです。
スルッと食べてしまってご馳走様でした。
食べ終わったタイミングでノーゲスだったので、一杯だけ飲めるビールを飲みながら店員さんとおしゃべりしようと思ったけど、そんなわけにはいきません。
もう少し気温が上がったら、かき氷を始めるとのことなので食べに来たいです。
いったん南太田のラーメン屋さんに向かうも臨時休業、なんとこの店に振られたのは三回目、縁がないんだなぁ。
三軒目に予定していた店を繰り上げて向かうべきでしょうけど、まだ時間が早いので、来た道を戻って途中で気になったお店に行くことにしました。
2014/2/6にオープンした元祖カレータンタン麺大河家(たいがや)@黄金町(横浜市南区)、今年の4月に君津店がオープンしています(行かなくちゃ)。
ちなみに屋号は「大河ドラマから。でも名前にも由来しています」とのこと。
開け広げられた戸をくぐって店内へ、L字カウンター11席とゆったりとしていて、空いていた席にカバンを置いてから券売機に向かいます。
券売機は番号を指定して食券を買う方式、メニューはカレータンタン麺、特製タンタン麺(カレー抜き、いわゆるニュータンタンメン)、汁無しカレーそば、トマトカレータンタン麺(トマト果肉入り)、タイガーカレータンタン麺(キャベツ、ニラ、ネギ、チーズ入り)、とろみ醤油(ニンニク、唐辛子なし)です。
食券を店長さんに渡すと、「ニンニクが入っていますけど大丈夫ですか」と聞かれ、続けて辛さのレベル、1辛から7辛まででしたので辛さにはあまり強くありませんが辛さに興味があったので6辛にしました。
私の知っているカレーラーメンは、丼に麺を入れたら、ニラと一緒に温めたラーメンスープ、カレーの順に盛り付けていました。
大河家さんは、茹であがった麺、カレー、生ニラ、ラーメンスープの順で盛り付けているので、カレーとスープは提供した時点で混ざっていません。
そういうラーメンは初体験、どんな味なのかなあと楽しみにしていると、ラーメンが出来上がってきました。
カレータンタン麺(辛さ6)750円、挽肉増し、ニンニク増し、玉子増しにも対応されていますが、先ずはノーマルで。
鶏ガラ出汁をベースとするスープで挽肉とニンニクを温め、玉子でとじているのでまさにニュータンタンメンのスープ、聞けばニュータンタンメンでの修業経験は無いそうです。
唐辛子のとんがった辛さがカレーの辛さで優しい辛さにまとめられていて食べやすい、これはカレーが美味しいから実現できている味わいですね。
丸山製麺の中太麺を手繰るとカレー味と唐辛子味がいい感じで混ざり、他店では味わうことのできない美味しさ。
ニラは食べているうちに火が通ってくる感じで、食べるころにはいい感じになっていて、シャキッとした食感が残っています。
美味しいかどうかと問われれば美味しいと答えますが、どんな人向けですかと問われれば唐辛子とカレーが好きな人向きでしょう。
麺を食べ終わったタイミングで「お試しライス、いかがですか」と勧められ、ライス100円では量が多いなと感じていましたが、半ライスならばと頂きました。
スープが跳ねないようにゆっくりとライスを投入、スルッと食べてしまってご馳走様でした。
当初の予定では吉野町駅まで歩いてブルーライン一本で戸塚に向かう予定でしたが、何となく黄金町の改札をくぐっていて。
「すみません、間違えました」と改札を出る手もありますが、そのまま京急で横浜に戻ってから東海道線に乗り換えて、戸塚に向かいました。
2009/01/30にオープンされている麺や幸村@戸塚(横浜市戸塚区)、店名は「真田幸村」からとのこと。
小田急相模原駅近くに支店が去年の暮れにオープンしたのですが、本店原理主義者の私としては、まず本店から訪問することにしています(必ずではありません)。
多くのネット情報からお店の立地を「街道沿いにぽつんと」と思い込んでましたが、こんなに賑やかな商店街にあるとは思っていませんでした。
店内に入るとスッと吸い込まれるような暖かい雰囲気、厨房を囲むカウンター10席、少し照度を落とせば女性をゆっくり口説くのにベストシチュエーション。
しかしして口頭注文ではないし、券売機はトイレのドアのすぐ手前で気を付けないとぶつかりそうだし、椅子を引くとガガガガと音を立ててしまい、雰囲気ぶち壊しです。
メニューは醤油魚介、醤油豚骨、つけ麺の三種類だけで見た感じでは醤油味だけのよう、トッピングはラーメンにトッピングされているのを増量するだけのよう。
焼煮干ラーメン850円、『ガチめんエントリーメニュー/焼煮干しラーメン登場!!/限定にて先行販売、是非お試しを』(句読点を調整しました)と説明されていて、戸塚宿ほのぼの商和会向けでしょうか。
説明書きによると、焼いた煮干しのスープを一晩寝かせ、一段と風味が増してコクがある煮干スープに仕上がっているそうで、説明通りに強い風味に思わずうっとりしてしまいます。
味わってみるとコクもはっきりと感じられ、さらに後味もすっきりしたスープ、美味しいです。
そのスープに合わせる細麺は三河屋製麺、するっとした喉越しがとても良いです。
トッピングはほっぺたと同じくらい柔らかいチャーシュー、味玉が丸々メンマ、刻みタマネギ、板海苔、と。
ご馳走様でした、さてさてこれで支店に食べに行こう。
近くのセブンイレブンでクールダウン、さて、予定していたお店に帰宅しながら食べに行くかな、と腰を上げたのですが、はて、確か近くに行かねばならない店があったんじゃなかったっけ。
確認すると夜営業開始まで一時間あるのか、近くの川辺で佇み、これまでの人生を反省し、これからの人生を楽しみに考えていました。
苦しみは過去にしかなく、楽しみは未来にしかない。
麺酒処ふくろう@戸塚(横浜市戸塚区)、2014/8/4にオープンした美味しいラーメンが食べられる軽居酒屋です。
ラーメンがメインだけどお酒やつまみがあるお店はラーメンが美味しいことが多いけど、お酒やつまみがメインでラーメンがあるお店はお酒やつまみにラーメンも美味しいことが多いです。
横浜にはこういうお店がたくさんあるんですよね、県西部在住の私には羨ましい限りです。
ゆったりした雰囲気の店内、カウンター5席に2人掛けテーブルが4卓、4人から6人掛けと思われるテーブルが一つ用意されています。
全席に箸とメニューが置かれ、ハイチェアのカウンターに座ってメニューを眺めようとしたら灰皿が置かれています。
ラーメンメニューは中華そば醤油、塩のみ、限定メニューははまぐり×煮干しなど、おつまみ的な一品料理や日本酒、焼酎、ビールは数えきれないほど用意されています。
店員さんに声を掛けてラーメンをお願いすると初めてお冷(ウーロン茶ですけど)が運ばれてきます。
程なくして中華そば(正油)780円、まあ、なんとも綺麗な麺相だとこと。
鶏ガラの清湯スープに魚介ダシスープをブレンドし、さらにハマグリ出汁を合わせてあって、とても美味しいトリプルスープというか三味一体の味わい。
※三味一体とは造語、本来の三位一体とは全く関係ありません(って、こんな説明、必要なんでしょうかね)。
ハマグリ出汁を強めにするとより美味しいと感じやすくなりますが、反面、全体のバランスが崩れるのではないでしょうか、出汁感は程々にして大きめに刻んだハマグリを沈める芸の細かさ、素晴らしいです。
合わせる細麺は自家製麺、細過ぎずの細麺でスープと良く絡んで、美味しいですね。
トッピングのチャーシューは肉料理として存在するほど本格的な一品、メンマ、カイワレ、なるとに刻み白ネギ。
黒い油は香味油でスープの香りを後押しして、スープがここまで美味しいのに、さらに美味しくしています。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、レジで会計して店員さんに「とても美味しかったです」とご挨拶させていただきました。
まだまだ戸塚駅周辺には立ち寄るべきラーメン屋さんも多いのですが諦め、ブルーラインで湘南台に出て、小田急線に接続します。
最寄り駅の一つ前で降りて、一時間程度歩いて帰宅しました。
青唐辛子をラーメンの薬味として置いてある店ありますよ。有名店たからご存知ですよね?
さて、どこでしょう?ラッキー問題でしたね。ごめんなさい(*^^*)
ふらわさんにとってのダイアリーでしょうが、読み手の一人でしかない私にとっては貴重な横浜レポートでした。是非、チャンスがあればタンタンメンにトライしてみたいです。
すみません、一点だけ老婆心ながら…
姿なき猛者は見ずに、己の心に対し、真から立ち振る舞うこと、即ち我が正義也、我が正義は我のみぞ律する…
他人の正義や通念が及ばない領域があって然るべきですから
青唐辛子が置いてあるお店、分からないです。
「自家製の酢漬け青唐辛子」が置いてあるんですか、是非、行ってみたいです。
コメントありがとうございます。
横浜のお店はたくさんあって、とても全部は回れませんけど、少しでも参考になれば。
「姿なき猛者は見ずに・・・」からの下り、記事のどの部分に対してでしょうか。
ご説明をいただければありがたいです。
指摘の方法や場面までは了知しておりませんが、双方ともに趣味・趣向の視点による私見ですから、斯様な記述が無用な挑発のように思えたもので…誠に僭越ではございますが、老婆心から批判を承知で意見させていただきました。お気を悪くされましたらお詫び申し上げます。
五里霧中さんの指摘、意見、気を悪くするどころかありがたいです。
私のブログには色々なファンの方がいるので、色々な対応を余儀なくされている、いや、楽しんでいる状況です。
日記ですので、一度読んだら二度と読み返さないので、何日かしたら「本筋ではない」記述等は削除したり修正したりします。
場合によっては日記を丸ごと変えてしまうこともあります。
本当はそんなことはしたくないのですが、そうも言っていられないのが現実です。