2015年6月22日(月)
若者2200人京都でデモ
僕らは銃 握らない
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関西の大学生でつくる「SEALDs(シールズ)(自由と民主主義のための学生緊急行動)KANSAI」の主催した初のデモが21日、京都市の繁華街で行われました。飛び入りなどで2200人に膨れ上がった参加者は、ラップのコールに合わせて「戦争立法絶対反対」「戦争したがる総理はいらねえ」と声を響かせ、注目を集めました。
先導のサウンドカーからスピーチした京都精華大学1回生の男子学生は「徴兵制で戦場に行くのは僕ら若者。僕たちの手は銃を握るためにあるのではない。僕はこの手でたくさんの絵を描いて、ギターを弾いて、あなたたちと手をとって歩きたい」と、戦争法案反対の思いをぶつけました。
デモ初参加の高校3年生の女性(17)=滋賀県=は「平和で生きていられるのも憲法があるから。その憲法や平和が脅かされていて、政治はわからないと言っていられない。18歳選挙権も始まる。私たちの役割は平和な日本を引き継いでいくこと」と話していました。
立命館大学2回生の男子学生は「友だちに予備自衛官もいる。殺し殺される事態が起こりかねず、人ごとでなくなってきた。居ても立ってもいられない」と語っていました。
同グループは、立命館大学や神戸大学の学生らで5月3日に結成されました。