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外国人と英語を話す機会の少ない人のための英会話独学法
ライター:kitanoinuwasiさん(最終更新日時:2013/8/7)投稿日:2012/2/25 アドバイス受付中!
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なるべくお金をかけず、独学で英会話を上達させる方法を紹介します。
私は本格的に英会話の練習を始めて2年程度ですが、今は結構自分の言いたいことを言えるようになりました。まだまだ勉強中ですが自分でも上達は実感しているので、私のやり方が参考になれば幸いです。ただし、ここで紹介する方法は、中学で習う程度の英文法の理解と、中学程度の単語は知ってることが前提です。
★ステップ1
独学で英会話を練習する場合、一番大事なのが教材です。最初に選ぶ英会話教本が何より大事です。私がおススメするのは、スティーブ・ソレイシィ箸「英会話なるほどフレーズ100」です。まずはこの本に気楽に取り組みながら始めましょう。この本の著者は日本語スピーチコンテストで優勝経験のあるアメリカ人の若者(もう40歳代だろうけど)なので、日本の大学教授が書いた堅い英語表現集のようなものでなく、本当に使える会話表現を紹介してくれてます。例えば、I have to ~(~しなくちゃならない)というフレーズは学校英語ではさらっと流す程度で、授業で教わった記憶すら私はありませんが、英会話では不可欠な超重要フレーズです。そういった表現がこの本にはいろいろ載ってます。
また、この本と 同時進行で毎日英文日記をつけることをおススメします。始めは1行しか書けなくても、半年後にはスラスラ書けるようになります。石原真弓箸「初めて英語で日記を書いてみる」という本を参考にしてください。英語には話し言葉と書き言葉がありますが、英会話の練習のための日記ですから、話し言葉で書いてOKです。後から読み返すものでもありません。あくまでも英文を組み立てて、自分の言いたいことを表現するための練習として日記をつけるわけです。
★ステップ2
ステップ1で紹介した本『英会話なるほどフレーズ100』の中から50個のパターンを厳選して練習できる教本、同著者の「英会話なるほど練習帳」を使って使える言い回しを練習します。この本を買ってやればイイだけです。
ここまで一通りやり終えた段階で、”英会話ができるようになるかも” という予感が感じられると思います。この段階では英会話が”少し楽しくなってきた”と感じられれば十分なんです。
★補足
中学程度の文法ができればOKなんですが、もう一度しっかり英文法を勉強しておくこともイイことです。NHK出版から出ている大西泰斗箸「ハートで感じる英文法」シリーズ、または同著者の最近出版された本「一億人の英文法」だけやれば十分です。『百万人の英文法』は『ハートで感じる英文法』シリーズを一冊にまとめたような内容ですので、そっちの方がイイかな。
★ステップ3
今度もまた同じ著者・スティーブ・ソレイシィの「英会話1000本ノック入門編」 に取り組みます。あいさつやあいづちも含めて、英語のよくある質問パターンに対して、スタンダードな返し方を覚えていくのに役立ちます。まあ、ココはさーっとやっちゃいましょう。
★ステップ4
ステップ3で紹介した本の親分本「英会話1000本ノック」に取り組みます。この本では質問に対する一応の回答(著者が考えたもの)は示してありますが、それを覚えたりするものではありません。CDから流れてくる質問に対して、”自分の言いたいこと”を英語で表現する 練習をするための教材です。
私は朝方人間なので、毎朝の散歩時にこの本の付属CDをウォークマンに入れて練習してます。CDから流れてくる質問に対して、英語で自分の考えを表現するイイ練習になります。散歩しながら小声で英語しゃべってるんですけどね。家に帰ってから、上手く英語で表現できなかったことについて、辞書やネットで調べて疑問を解消します。この本は1通り最後まで 一回やっただけで終わらせないで、3回でも4回でも5回でも繰り返し初めから終わりまで練習した方がイイです。質問に対する回答は毎回違ってくるだろうし、学校の試験ではないので、回答はいくらでもあるからです。この教材を3回やり終えた頃には、多少ぎこちなさがあるにせよ、日常会話はある程度できるようになってるはずです。
朝がつらい人は仕事の帰り道でもイイです。電車の中で1人で英語をしゃべったりすると変質者だと思われるかもしれないので、声を出さずに頭のなかでしゃべってもいいと思いますよ。本当は声を出す方が絶対イイんですけどね。
★リスニングについて
英会話において聞き取り能力は非常に重要です。相手の言ってることが理解できなければ、返答しようがないからです。発音とリスニングは切っても切り離せません。そして、わからない単語を辞書で引く場合に発音記号が読めなければ、その単語を正しく覚えたことになりません。なので、まずは発音の基礎を学ぶために、関正生箸「世界一わかりやすい発音の授業」という本を一通り勉強することをお勧めします。読みやすいので1週間で完読できるはずです。
上記の本に取り組んだ後、長尾和夫&アンディ・バーガー箸「英語の耳になるリスニング50のルール」に取り組むとよいです。この本では一字一句の発音ではなく、リエゾンとか単語と単語がつながった時の音、省略されて変化する音が学べます。この本のCDを聞いてリピィーティングしたりして練習した後に、リスニング力及び発音が凄く向上しましたね。私の場合は。
以上2冊の本を参考に発音の練習をしたら、後はひたすらトレーニングあるのみです。私はアメリカのシットコム(シチュエーションコメディ)「フルハウス」 を使ってトレーニングしてます。一回目は字幕なしで見る。二回目に字幕を出して、音と確認しながら、リピィーティングする。まあ、その繰り返しです。DVDはブックオフで安く売ってることが多いですね。1作目から見る必要はありません。あくまでリスニングの練習のための教材として利用するだけですから。
他に、ネットでアメリカの大衆ラジオ局、NPR のストリーミング放送などを聴いてます。やはりDJの発音は聞き取りやすいです。NHK教育テレビで夕方放送の「アイ・カーリー」を英語音声で聴くものイイですね。
★私の英語略歴
ここで私の英語との関わりを少々書きます。中学時代に金髪美女に異常なまでに憧れたのが英語の勉強を始めたきっかけです。あのころはアリッサ・ミラノとかが好きでした。中3の時に金髪の少女と文通を始めました。半年後に私の筆不精が原因で音信不通になりましたが。
それ以来英語の勉強を続け、20歳の頃に英検2級を取得。その後、準1級は3回落ちて結局あきらめました。今は受かるかもしれません。20代後半の頃、憧れていた海外一人旅に出てニュージーランドも一人で回りました。そこで、英語が全く聞き取れない、特にしゃべれないという現実に突きあたり、帰国してからしばらくは英語の勉強をする気も起きませんでした。まあ、それなりに海外でも外国人と英語で会話したりして、そこそこは通じたんですけどね。
今まで自分がやってきたのは、いわゆる読解中心の”勉強”だったわけです。十数年英語をやってきてそんなことにも気づかなかったってのも馬鹿なんですけど、日本人は結構みんなそんな感じでしょう。
しばらく英語から離れた後、たまたま本屋で目にしたのが、ここで何度も紹介している本「英会話なるほどフレーズ100」 なんです。この本には目からうろこが落ちたし、この本との出会いが、もう一度英語(というより英会話)に取り組んでみようと思ったきっかけです。
英会話の習得にはいろんな方法があって、コレっていうものはないとは思いますが、少なくとも独学で英会話を始めようとする日本人にとってスティーブ・ソレイシィは最高の教師であり、その著書「英会話なるほどフレーズ100」 は最初に取り組むべき最高の教本であることは確かです。それだけは確信を持って言えますね。
最近ソレイシィが「英会話きちんとフレーズ100」 という本を出しました。この本を「なるほどフレーズ100」と同時進行で勉強してもイイと思います。
その他に私がいつもやってる練習法を紹介します。
①単語カード(大き目サイズ)の表に日本語訳、裏に英文を書いて練習する。英文は普段日常で自分がよく使うなあと思える内容に限ります。前述の本に記載してある英文パターンを使えばいろいろ言えますよ。私は110枚入りの単語カードでいろいろ例文を作りましたが、もうカードは50以上は貯まってますね。カードはどんどん増えていくので、日々復習に追われる毎日です(汗)。
②自分の単語帳を作る。この場合、あくまでも日常会話で自分が使うだろうなという言葉、言い回しだけを記入していってください。普段自分が使わないだろう難解な単語を記入して覚えても意味がないです。というか、覚えようとしても覚えられない(笑)。そういう単語は頭の片隅にぼんやりと記憶しておけば十分です。ノートのサイズはB6がおススメです。大きいサイズのノートは単語帳として使うのになぜか向きません 。
単語といっても、フレーズで覚えた方がイイものも多いです。例えば、
『~をコンセントに差し込む』・・・『plug in ~』
『~がコンセントに差し込まれている・(いない)』・・・『~ is (not) plugged in 』
~の部分には電気製品名を入れるだけです。the TV 、the dryer とか。
フレーズとして覚えれば、使える表現が増えます。ちなみにプラグを差し込むコンセントの部分は、outlet と言いますが、こういった日常表現は英検やTOEICの勉強をしていても出てこないです(多分)。
上の例の場合、ついでに
『プラグをコンセントに差し込む』・・・『put the plug into an outlet.』
『プラグを抜く』・・・『pull out the plug.』
まで覚えてしまった方がイイです。これでコンセントにプラグを差す、抜く、関係はばっちりです。
③英文日記を書くことをお勧めしましたが、今現在私は日記はつけてません。1年半くらい日記をつけた頃に、ある程度英語で表現できるようになったのと、口頭で一日の出来事をしゃべるのでも効果は同じだからです。だから今は日記を書く代わりに口頭で一日の出来事を布団の中でしゃべってます。でも始めの1年くらいは日記をつけることをお勧めします。
④自然な表現は何なのか?知恵袋内で質問する。
知恵袋には海外留学経験者など、英会話のエキスパートが生息していて辞書の例文とは違う自然な英語を教えてくれます。辞書の例文がおかしいとは言いませんが、あんまり使わない表現も多いようです。だから私は辞書の例文は100%は信用していません。どうしてもわからない表現は知恵袋で質問したり、いろんな英会話ブログで検索して探ってます。少し面倒な作業になりますが、やはり日本にいる限りそうするほかないですね。
⑤その他の役に立つ教本
・スティーブ・ソレイシィ 『英会話ぴったり表現でぃくしょなりぃ』
・デイビット・セイン『英会話一日一パターンレッスン』(PHP文庫)
★英会話スクールについて
私も過去に一年間だけイーオンに通ったことがあります。週一回50分くらのグループレッスンで月1万円くらい払ってました。
グループレッスンだと一人が話せる英語の回数が少ないです。でも英会話スクールでは自分の英語の間違いを直してくれます。そこだけはイイところです。
ただし、普段の独学があってのスクールだと思います。普段自分が学んだ英語表現を発表して、もし間違いがあれば直してくれるという。外国人と普通に会話する場合は、お互いに意味が通じればOKなので、相手はこっちの言葉の間違いを指摘しません。サッカー解説のセルジオ越後さんの日本語に間違いがあっても誰も指摘しないのと同じです。スクールを利用するなら、自分の独習の疑問点をぶつける場として利用するのが正しいです。
私の場合は今現在スクールに通う必要性を感じてないので、お金が有り余ってたとしても通うかどうか疑問です。知恵袋で質問したり、ネットで検索するだけでも、疑問がスッキリすることも多いし、そっちは無料ですからね。
それに、スクールの中級~上級レベルに達するためにはソレイシィの『英会話1000本ノック』でも同様かそれ以上の効果がありますから。
最後に、英語は忘れては調べて覚えての繰り返しです。その繰り返しで使えるようになっていくので、すぐ忘れるからって落ち込んだり悩んだりする必要は全くありません。TOEICの鬼・イングリッシュモンスターと言われる菊池さんも同じことを言ってます。TOEICの勉強と英会話の練習は全く別物で、TOEIC高得点者でも英会話ができるわけではありませんけどね。
そして、英会話の基本は、普段自分が日本語で話してることを英語で何と表現したら自然なのか。それを追求していくことに尽きます。お互い気楽に頑張りましょう。
追記、 2013/07/24
似たような内容ですが、知恵ノートの内容も含めてHPを作りました。
http://travelasahi5577english.jimdo.com/ (独学で英語が話せるようになる方法)
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