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「ゆうちょ」限度額引き上げ 自民が提言へ6月23日 4時06分
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自民党の郵政事業に関する特命委員会は、「ゆうちょ銀行」の貯金の預け入れ限度額を、現在の1000万円から、2年後までに段階的に3000万円まで引き上げることなどを求める提言案をまとめました。
自民党の郵政事業に関する特命委員会がまとめた提言案では、地方創生の実現に向けて、地域にネットワークを持つ郵便局のサービスを充実させるべきだとしています。
具体的には、現在1000万円となっている「ゆうちょ銀行」の貯金の預け入れ限度額は、郵便局以外に金融機関がない地域のことなどを考慮すると、少なすぎるとしています。
そのうえで、限度額を、株式を上場する前のことし9月末までに2000万円に引き上げたうえで、2年後までに3000万円にするよう求めるとともに、株式上場の進展に応じて限度額を撤廃すべきだとしています。
また、「かんぽ生命」の保険の加入限度額も、1300万円から、ことし9月末までに2000万円に引き上げるとしていて、特命委員会は23日にも、こうした内容を政府に提言することにしています。
ただ、銀行や生命保険会社からは「民業の圧迫につながる」という反発も出ていて、今後、政府・与党と関係業界との間で調整が進められる見通しです。
具体的には、現在1000万円となっている「ゆうちょ銀行」の貯金の預け入れ限度額は、郵便局以外に金融機関がない地域のことなどを考慮すると、少なすぎるとしています。
そのうえで、限度額を、株式を上場する前のことし9月末までに2000万円に引き上げたうえで、2年後までに3000万円にするよう求めるとともに、株式上場の進展に応じて限度額を撤廃すべきだとしています。
また、「かんぽ生命」の保険の加入限度額も、1300万円から、ことし9月末までに2000万円に引き上げるとしていて、特命委員会は23日にも、こうした内容を政府に提言することにしています。
ただ、銀行や生命保険会社からは「民業の圧迫につながる」という反発も出ていて、今後、政府・与党と関係業界との間で調整が進められる見通しです。