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MERS 韓国 米CDCとの合同調査始まる
6月22日 22時35分

韓国で感染が広がる「MERSコロナウイルス」について、韓国政府は、さまざまな感染症の対応に当たってきたアメリカのCDC=疾病対策センターと22日から合同で調査を始め、感染の拡大を早期に食い止めたい考えです。
韓国の保健福祉省は、これまで、「MERSコロナウイルス」の感染を含むさまざまな感染症に対応してきた経験を持つアメリカのCDC=疾病対策センターと合同で調査する計画で、22日、韓国を訪れているCDCの専門家らと会議を開きました。
韓国側の代表は「韓国ではしかが流行した際にはアメリカのCDCから多大な支援を受けた。今回も専門家の協力を通じて事態の早期終息を目指したい」と述べて、調査への期待を示しました。
これに対して、CDC側の代表は「合同調査は、韓国のMERSへの対応をより強化するとともに、この新しい病気について世界が知識を深めることに貢献すると思う」と述べ、調査の重要性を強調しました。
韓国では、新たに3人が「MERSコロナウイルス」に感染していたことが確認されたほか、治療中の患者2人が死亡し、これまでに感染が確認された人は172人、死亡した人は27人に上っています。
新たな感染者は減少傾向にあるものの、韓国政府はCDCの専門家の意見なども取り入れながら感染の拡大を早期に食い止めたい考えです。

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