SEOを意識してより読まれるブログになる22の書き方

seo-blog
以前とある会社のブログのコンサルティングをした事があります。

私はもともと新卒で入社したのが金融系のSEでした。メインフレームというあまり一般的なSEが触れる事がないシステムに携わっていました。7年近くその業界で働いてきましたが、ブログが好きでWeb業界でプログラマーをやり、今ではディレクターをしています。情報発信からWeb業界にきた私としては、ブログのお手伝いというのはそれはそれは本当に楽しいものでした。

実際にお手伝いした内容としては、以下の内容を意識したブログの書き方です。

  • 読者に徹底的にわかりやすく書く事
  • どうせわかりやすく書くなら、多くに人の読んでもらいたいのでSEOを意識した書き方を知る事

  • そもそもブログというのはGoogleの為、Bingの為に書くものではございません。検索ランキングを意識して書くものではございません。Googleが行うパンダアップデートやらペンギンアップデートに翻弄されながらブログを書くものではないのです。

    こんな便利なものがある。こんなすごい事がある。ウチの会社はこんな取り組みをしています。これウケるんすけどwww。こんなチャレンジをしています、しました。という内容を色んな人に読んでもらいたくて、その読者の問題解決や、役に立ちたくて書くものです。

    ブログを書くのですから、自分の経験をブログに書くのですから、それは多くに人に読んでもらいたいでしょう。自分が紹介したいことを適切に知りたい人に読んでもらう為にSEOはあるのです。Googleはまだまだ全知全能の神ではないので、自分の記事がどんな内容なのかを適切に示す必要があるわけです。

    話は戻りますがどうやったらそういった記事になるかという事を、そのコンサルティング時に説明した事があって、それはSEOを意識している人なら当たり前な事も多々ありますが、SEOをまだ知らない人にとってはブログ運営や、ライティングのコツとして役に立つ事なのでここにご紹介します。

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    SEOを意識して、より読みやすく、より効果的な22のブログの書き方

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    SEOを意識しながら、それでいて読者にとって読みやすくわかりやすい。そんなブログが書ければ一番です。

    そんな風に書くために必要な気をつけるべき事、知識をざざっと22にまとめましたので、参考にして多くのブログを書いて頂ければ幸いです!

    ではどうぞ。


    1.適切な記事タイトルを設定する

    記事タイトルは最も重要な要素です。

    検索ランキングにも多大に関係する要素ですし、検索エンジンから記事を読む時、読者はまずどこに興味を持つのかはタイトルが9割影響を与えると言えます。

    タイトルは短かくわかりやすいのが1番です。小難しい面倒くさいタイトルはそこまでおすすめしません。実際にこの記事のタイトルもちょっと長いなぁとは思うのですがね。

    Googleの検索にはPCでもスマホでも現状28文字前後しか表示されません。長いタイトルでは以下のように全文表示されなくてあまり意味をなしません。

    title

    どうしても長くなるのであれば、タイトル前半にキーワードを含めるようにします。しかし基本は短く適切なタイトルを設定しましょう。

    現在のGoogleですとtitleタグに設定されたテキストではなく、Googleが勝手に要約したタイトルが検索ランキングに表示される時もありますけどね。



    2.簡単なHTMLタグを覚えて活用する

    別に全てのHTMLタグを覚える必要は全くありませんが、ある程度覚えて理解して使えるようにしておく事が必要です。

    検索エンジンはHTMLタグを理解して、どんな文章構成かを確認しています。HTMLタグではこれがタイトルで、これは箇条書き、これは表、これは引用。と文章の要素をこちらから検索エンジン側に提示する事ができます。

    HTMLタグを使う事で、読み手にも検索エンジンにも優しい文章となります。

    比較的多く使うタグはそこまで多くないので、覚えておいて損は絶対ありません。



    3.業界用語を使わない、使うのであれば説明を加える

    わかりづらい業界用語を使うのはやめて、わかりやすい用語に変換するべきです。

    もし必要あって、意味あってその用語を使うのであれば、その用語の解説を入れましょう。読み手がその用語を知っているかどうかはわかりません。

    いちいちわからない事を調べながら読み進める事は非常にストレスがたまる行為となり、読者はすぐに別ページへ遷移してしまう事でしょう。



    4.重要な記事冒頭を無駄にしない事

    多くに人は記事を開いて冒頭だけ読み、興味が失せればそのページから離脱します。私もそうです。

    冒頭読んで、これ意図してたページと違うわ、とか本筋から離れたよくわからない事がだだーっと書いてあるとその後読まなくなります。同じ内容の別ページをまたGoogleから探します。

    その冒頭に「今日は暑いですね?」「オリンピック決まりましたね」などと相手の興味に全く引っかからない文章になっていないでしょうか。

    SEO的にも冒頭に重要となるキーワードを含めた文章を書く、最初のH1タグに重要なキーワードを設置するやり方は意味があります。

    特に重要な冒頭はタイトル通りの内容や、記事の最終的な結果を書いておく方が良いでしょう。



    5.文章が4行以上続く場合は改行は改行を入れる

    小説や雑誌に比べて、パソコンやスマホで読むWebの文章とは多少読みづらいものです。出来る限り読みやすくする事が必要です。

    文章が4行以上続く場合には適切に改行を入れます。文章が長く、隙間なく続く印象を受けた場合、読み手は嫌気がさし離脱の可能性が上がります。だって私自身文字が詰め込まれたページはよく途中で離脱します。なんかめんどくさいんですもん、読むのが。



    6.リンクのアンカーテキスト(リンクを貼った文章)を適切に設定する

    アンカーテキストとはリンク設定がされているテキストの事です。検索エンジンにはリンク先のページのなのかアンカーテキストを参考に判断しています。

    リンクを貼る時の文章が「こちら」とか「ここ」とかになっていないでしょうか。よくあるのは「プロフィールはコチラ」のコチラにプロフィールページのリンクが設定されていたりしますね。

    そのリンク先はどんなページなのかアンカーテキストに書く事は、読者にとっても検索エンジンにとってもわかりやすい対策となります。



    7.「あれ」、「それ」、「どれ」といった指示詞は多用しない

    「あれ」とか「それ」とか「上記」とか「下記」とか。

    検索エンジンは指示詞が何を指しているのかわかりません。なのでその部分を何を指しているのか書く事で検索エンジンは理解できるようになります。

    しかし、指示語のない文章というのも実際に人間が読むと違和感がある可能性があります。過度に気にしすぎて人間が読んで変な文章にはならないようにしましょう。使っていけないわけではありません。



    8.リンクだけを大量に記述したページにしない

    リンクばかりを貼っただけのページはNGです。Googleからスパム(違反)扱いを受ける可能性があります。

    例えばとあるカテゴリのサイトをまとめるなどの時は多くのリンクを設定するかと思いますが、そのサイトがどんなサイトで、どう便利、どう他のサイトとは違うのか。といったところをちゃんと説明してリンクを貼るべきでしょう。



    9.画像だけを並べた記事に極力しない

    現状Googleからペナルティを受ける事はありませんが、画像を大量に並べる時にはaltタグでそれが何の画像なのか、もしくは近くにテキストでその画像の説明を入れる方が丁寧です。

    altタグにその写真が何の写真なんだか記述してあげないと、検索エンジンはそのページにたくさん画像があるけれど、何のページなのかが全くわかりません。



    10.説明を省かない、より丁寧に記事を書く

    特に自分があたりまえだと思っている事の説明は省いてしまう事があります。

    信号が赤は止まれ、青は進めくらいの人口の99%が知っている常識になればもちろん省いていいのですが、多くのあたりまえだと思っている事は他人にとって当たり前ではありません。

    当たり前だと思う部分でも説明を詳しく丁寧に行う事で入るべき適切なキーワードが自然に含まれます。丁寧に書く事は読者にとてもSEOにも効果があるのです。



    11.ブログは序盤、終盤に力を注ぐ

    多くの読み手はブログの序盤、終盤だけを見るという場合が多いです。ちなみに私もそうですが、先に結果を探す事が多いからではないかと私は思います。

    多くの人は時間がないのでできるだけ早く情報にたどり着きたいのです。なので序盤に結果があればそれで良し。ですし、なければありそうな終盤を読みに行くのです。

    そこでどれだけ惹きつけるかでその記事、又は別ページを読んでくれるよになります。



    12.どこかからコピペした文章をそのまま使っていないか。必要な時は引用を適切に行う

    どこかのサイトの文章をそのままコピペはダメ、絶対。パクリサイト扱いを受けますし、何より人間的にも法律的にもNGです。

    Googleは更新日付も見ますし、その文章が一緒である事はすぐにバレますしそんな事は絶対してはいけません。自分の文章で自分の経験、スキルをちゃんと書きましょう。

    文章の転載、引用する場合はblockquoteタグを使用する事も忘れないようにしましょう。別に引用が悪い事ではないのですから。すぐに引用できる事もWebの良い事の1つなんですから。



    13.適度に見出しを入れてより読みやすく

    h1~h6タグを使用して見出しつけましょう。

    その見出しの中にはもちろん重要なキーワードを含めておくべきです。

    読者としても見出しを付けておく事で文章もぐっと読みやすくなるはずです。どの部分にどの内容が記載されているのかが、ざっと読んだだけで分かるようになるのですから。



    14.日記的な記事はNG

    日記的な記事は芸能人が書いたものか、友人の記事しか読みません。

    どこの誰だかしらない人がスタジアムにサッカー観戦しに行って楽しかった情報なんてどうでもいいのです。しかし、初めてスタジアムでサッカー観戦しようとしている人に向けて、サッカーチケットの取り方、そのスタジアムのどの席がおすすめなのか、そのスタジアムへは電車、バス、タクシーどれが一番楽に行けるのか。といった情報であればすごく価値のある情報になるでしょう。

    ブログは読み手にとって必要な情報を発信するという事を念頭に持ちます。



    15.キーワード、トピックが盛り込まれすぎる場合は、記事を分ける

    長々と様々なトピックが盛り込まれた記事は読みにくいです。

    おすすめのゲームソフトを探しているのに、そのページにおすすめのゲーム、漫画、アニメ、小説までごっちゃごちゃに紹介されていれば読みづらくてしょうがありません。

    様々なトピックが含まれてしまうようであれば、2記事、3記事と分けましょう。



    16.誰を読み手と想定しているかを明確にすること

    もちろん誰にも読んでほしいかもしれませんが、1つの記事は誰もが読んでくれません。

    読んでほしい人、実際のその情報が必要な読み手を想像しながら書くと、必要な項目やキーワードが漏れなく含まれるようになるでしょう。



    17.ブログで最も重要な点は信頼度である事を念頭におく

    嘘の情報、ただ褒めすぎる記事は非効果的です。ダメな点はダメだと、良い商品だとしてもしっかりと事前認識するべき点など丁寧に書かれたブログには信頼感を持ち読み手はまた来訪します。

    それにただ褒め称えるブログよりも、少しトゲがあってダメなところをしっかり書いてあるブログの方が多くの含めるべきキーワードももちろん含まれるし、何より面白いではないですか。

    もちろん一番ダメなのはウソの情報や、経験してもいないのにさも経験したようにブログを書く事でしょう。



    18.どこかで拾った画像を使っていないか

    Googleの画像検索で拾った画像を右クリックして「名前をつけて保存」してそのまま使う。完全なる違反行為です。NGです。

    恐らく検索ランキングには現状問題ありませんが、法律的、モラル的に問題があるので、絶対にやってはいけません。必要であれば自分で必要な写真を撮りにいく、もしくはその画像の著作者に許可を取って使用しましょう。

    私も過去何回か許可を頂いて画像を使用した経験があります。



    19.Googleが嫌うキーワードを使っていないか

    Googleが嫌うキーワードは使わない方が無難でしょう。

    どんなキーワードが嫌われるかはGoogle AdSenseの禁止コンテンツのページを見れば一目瞭然です。

    禁止コンテンツが含まれるページには、Google AdSenseの広告すら貼れないわけですしね。



    20.文章だらけの記事なっていないか

    画像や、表、画像データでスッキリ纏まっている方が読み手には親切です。

    テキストだけの記事は読みづらくなります。「メリット、デメリット」などは表にして、「仕組み」などは画像を作って説明すると分かりやすさが増します。その仕組みについては画像だけでなく、テキストで補足を行うとさらに効果的でしょう。

    そして表を表示する場合にも、Excelなどで表を作ってそれを画像にして表示する。というやり方よりもtableタグを使用して、各要素はテキストで記述する方がSEO的には効果が高いでしょう。



    21.推敲に推敲を重ねてわかりやすい記事を目指す事

    個人的にはライティング技術とは、どれだけわかりやすく書くか。という事に尽きると考えています。

    上記に書いたように省いているような箇所はないか、矛盾している箇所はないか、冗長な部分はないかといった事を推敲すればさらに良い文章に、そしてさらにわかりやすい文章になります。

    推敲は何のためにするのかというと、私の中ではいらない部分を削って、必要な部分だけを残して書き足して、よりわかりやすくする作業です。

    たまには推敲しない感情的にだーっと書いたものを公開するのも楽しいですけどね。



    22.meta descriptionは適切に設定する事


    meta descriptionは重要です。ランキングの要因にはなりませんが、meta descriptionを正確に設定しておくかどうかで、検索エンジンで表示された時のクリック率を飛躍的に上げる事ができます

    meta descriptionを設定しておくと、Googleなどの検索エンジンで検索をした時に、タイトルの下にそのページの概要を表示する箇所がありますが、その部分の文章が大体はmeta descriptionの内容になります。

    たまに検索エンジン側で勝手に設定される時がありますが(最近はタイトルも勝手に変えられますが)、大体はmeta descriptionの内容になるはずです。

    meta _description

    ちなみにmeta keywordsはランキング要因ではないのでし、検索エンジンの表示にも使用されないので現状設定する必要はありません。


    全てを網羅する必要はない、しかし意識して文章を書く

    別に常に上記にある22の書き方を網羅する必要はないでしょう。

    この辺全て網羅しようとするとかなり堅苦しい文章になってしまう時もありますし、あえてやらないという選択もありでしょう。

    しかしこのポイントを意識して文章を書くは検索エンジンに対しても、読者に対しても絶対的に意味がある事です。SEOは今日何かしたから一気に見られるようになるわけではなく、1記事1記事意識する事で、そして意識された記事が蓄積する事で効果が発揮されるものだと思います。

    その為、全てを網羅する必要はないですが、しかし意識して文章を書く事を心がけましょう!

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