法務部長官にソウル高検トップを指名=朴大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は21日、法務部長官にソウル高等検察庁長の金賢雄(キム・ヒョンウン)氏(56)を指名した。青瓦台(大統領府)の閔庚旭(ミン・ギョンウク)報道官が伝えた。

 法務部長官は、前任の黄教安(ファン・ギョアン)氏が首相に就任したため空席となっている。後任の法務部長官に内定した金氏は最大野党・新政治民主連合の支持基盤である全羅南道の出身。国会の人事聴聞会を経て就任すれば、全羅道出身の閣僚経験者は現政権で5人目となる。

 朴大統領が4大権力機関の一つの検察を指揮・監督する法務部長官に金氏を指名したのは社会統合および全羅道に対する配慮の意味を込めたものと分析される。

 一方、金氏は金鎮太(キム・ジンテ)検事総長の後輩にあたるため、金検事総長の進退が注目される。

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