韓国人男女を傷害容疑で再逮捕 兵庫・西宮の女子留学生死亡事件
兵庫県西宮市で韓国籍の女子大学生、趙ウナさん(23)が死亡し、同じ韓国籍の男女が傷害容疑で逮捕された事件で、兵庫県警は22日、趙さんに対する別の傷害容疑で、いずれも住所不定、職業不詳、キム・ヒョンジェ(30)と、キム・アルム(21)の両容疑者を再逮捕した。県警によると、2人とも容疑を否認しているという。
再逮捕容疑は4月3日午後10時~4日午前11時、同市内などで趙さんに暴行を加え、あごの骨を折る重傷を負わせたとしている。
趙さんは5月26日未明、意識不明の状態で病院に搬送されたが、出血性ショックで死亡した。県警は今月2日、直前に趙さんに暴行したとする傷害容疑で、キム容疑者らを逮捕したが、神戸地検尼崎支部は22日、同容疑の処分を保留した。