- 
      
      
      高橋幸宏×Bose対談 音楽家のあり方と連動するフェス文化の成熟若者から老若男女のフェスへ。社会の需要とリンクする『ワーハピ』の独自性 
- 
      
      
      CORNELIUS、坂本慎太郎と坂本真綾と組んだ「アニソン」を語る2年間手がけた『攻殻機動隊』が遂に完結。次はオリジナルアルバムに期待? 
- 
      
      
      Young Juvenile Youth、音楽の道を決断するまでの迷い親の七光りとは言わせない。Yukiの真の表現欲とクリエイティブの高さを問う 
- 
      
      
      21世紀の女子解放論 もっともっと、気持ちいい毎日を北条かや、男性恐怖症のままキャバクラや整形の世界に潜入。意識変化を語る 
- 
      
      
      絵画をピクニックシートに? 注目の若手作家リー・キットに聞くSARS感染や禁煙法、香港の社会状況が生み出した親しみやすい現代アート 
- 
      
      
      業界の在り方に抗う、Aureoleが提示するダンスロックの一歩先バンドマンとしての表現欲と経営者の批評眼を併せ持つ、森大地の開拓者精神 
- 
      
      
      曽我部恵一が語る、自分が父親としてダメだと思う瞬間健康のために欲望を自制できる大人はカッコいい。3児の父親インタビュー 
- 
      
      
      渋谷慶一郎×VERBAL対談 ネットが音楽家に与えた変化を問うSNSに投稿するために現実の行動を変える?そんな今を問う二人の初コラボ曲 
- 
      
      
      ORIGINAL LOVEが語る「今の状況は渋谷系の頃と似てると思う」忘れ去られる流行歌と、時代を超えて残るポップスの違いとは?田島貴男に学ぶ 
- 
      
      
      北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」海外で高い評価を得た北野映画は何故エンターテイメントに振れていったのか 
- 
      
      
      ヤマジカズヒデ×チバユウスケ 飾らないカリスマたちの音楽談義THEE MICHELLE GUN ELEPHANTとdipの結成から今日までの24年間を回顧 
- 
      
      
      しりあがり寿に教えてもらう、めんどくさがりな脱力系芸術論紫綬褒章受賞のギャグ漫画家が、アートでも「常識を後ろから膝カックン」 
- 
      
      
      わざわざ足を運んで観ることの意味ってどこにある?「劇場」入門小説を読むより根源的な欲求「舞踊」が今世界にできること 金森穣×大澤真幸 
- 
      
      
      山奥で暮らす高木正勝が届ける、人生を変える「感じ方」の授業もの作りの神髄に触れる最後のチャンス?希代の音楽家が山奥に越した理由 
- 
      
      
      伊勢谷友介が語る、未来を変えるためにアーティストができること映画『ザ・テノール』出演と共に、日韓関係・資本主義・芸術を考える男の言葉 
- 
      
      
      アーティストをやめる、苦渋の決断が生んだ現代芸術チーム「目」天才・荒神明香と共に。エゴやコンプレックスを乗り越えて目指したもの 
高橋幸宏×Bose対談 音楽家のあり方と連動するフェス文化の成熟
インタビュー・テキスト:柴那典 撮影:西田香織(2015/06/22)
「野外フェス」というものは、もはや、若者だけの場所ではない。もともとの言葉の意味である「祭り」がそうであるのと同じように、そこには大人から子どもまで、様々な世代の人たちが集うようになってきている。15年ほど前、『FUJI ROCK FESTIVAL』や『SUMMER SONIC』がスタートして数年の頃には、そんな光景は見られなかったが、今や親子連れの姿も増え、野外でのんびりと音楽を楽しむ人たちが増えてきている。
今年で8年目を迎えた『WORLD HAPPINESS』は、30代や40代以上の家族連れも足を運ぶ「大人のフェス」として定着してきている。都心でありながら、緑深い森林に囲まれた会場。参加者にはレジャーシートが配られ、のんびりとピクニック気分で一日を過ごすこともできる。キュレーターをつとめる高橋幸宏は、果たしてどんな場を作ることをイメージしてきたのか? 2009年、2011年に続いての出演となるスチャダラパーのBoseとの対談にて、『WORLD HAPPINESS』の魅力や、フェス文化の成熟について、語り合ってもらった。
高橋幸宏(たかはし ゆきひろ)
1972年、Sadistic Mika Bandに参加。1978年、細野晴臣、坂本龍一とともにYellow Magic Ochestra(Y.M.O.)を結成、国内外に大きな影響を残したが、1983年12月をもって「散開」。ソロ活動と併行して鈴木慶一(ムーンライダーズ)とのTHE BEATNIKSとしても活動。2001年には細野晴臣とSKETCH SHOWを結成。2008年、原田知世、高野寛らとともにpupa(ピューパ)を結成。2013年にはIn Phase、2014年にはMETAFIVEと、近年は年下の音楽家たちとのバンド活動が顕著である。小山田圭吾、TOWA TEI、砂原良徳、ゴンドウトモヒコ、LEO今井というメンバーによるMETAFIVEは、当初一夜限りのライブのために結成されたが、その反響は大きく、その後も突発的継続的にライブが行われている。2008年『WORLD HAPPINESS』を東京・夢の島で開催。以降、毎年10数組のアーティストが参加し、好評を博している。ソロとしては1978年の『Saravah!』以降、コンスタントに作品を発表しており、2013年、In Phaseとともに創り上げた23枚目のオリジナル・アルバム『LIFE ANEW』をリリース。
高橋幸宏オフィシャルブログ [room66+]
yukihirotakahashi (@room66plus) | Twitter
Bose(ぼーず)
ラップグループ、スチャダラパーのMC担当。1990年にデビューし、1994年『今夜はブギー・バック』が話題となる。以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。2015年にアルバム『1212』をリリース。
スチャダラパー | SCHA DARA PARR
最近はフェスがとても増えてきて、お客さんたちがフェスに慣れてきてますね。その中で、年をとっていても、親子連れでも来やすいフェスがあってもいいと思った。(高橋)
―まず、『WORLD HAPPINESS』(以下、『ワーハピ』)というフェスがどういうところから立ち上がったかを教えてください。
高橋:最近はフェスがとても増えてきていて、お客さんたちが野外フェスに慣れてきてますね。僕自身もここ7~8年でいくつものフェスに参加してきましたけど、ここにきてそのことをあらためて実感しています。
Bose:特に『フジロック』は毎年行く人が多いですからね。知り合いにも「今年も10人で行くけど誰か来れる?」と毎年聞いている人がいます。
高橋:出演者が誰であろうと関係なく、チケットを買う人もたくさんいますね。ただね、あそこは慣れている人にとってはいいんですけど、初心者にはちょっと厳しいかもしれない。
―それはなぜでしょうか?
高橋:全日程参加しようと思ったら泊まりがけで行かないといけないし。会期中必ずと言っていいほど雨は降るし。ステージとステージの間の移動はいっぱい歩くことになるし(笑)。それも含めて楽しめるっていう人たちにはそれでもいいんですけど、もう少し気軽な、都心で日帰りで来られるようなフェスがあってもいいんじゃないかと思ったんですね。それだったら、年をとられていても、親子連れでも来やすいから。託児所とか、子どもたちが遊べる場所を作ったのは、そういう気持ちがあったからなんですよね。
―都市型の過ごしやすいフェスをイメージした。Boseさんもいろいろなフェスに出ていらっしゃいますが、出演者側から見た『ワーハピ』の独自性ってどういうところに感じますか?
Bose:まず、会場(新木場の夢の島公園陸上競技場)までの距離が近くて、気持ちとしては恵比寿のリキッドルームに行くのと変わらないくらい。車ですぐに戻ってこられるので、普通に都内で打ち上げができるのも珍しい(笑)。あと、バックヤードがものすごく快適で過ごしやすいんですよ。実はクーラーも効いていて居心地がいい。
高橋:これまでは8月の第2週の日曜日を開催日にしていたんですが、この時期というのは非常に暑いんですよ……。最近は日本列島だけじゃなくて、世界中の気候が変になってきてるせいもあるのかもしれないけど、暑さがハンパじゃない。そんなこともあって今回は8月23日にちょっとだけ時期をずらしてみました。バックヤードについて言えばね、フェスによっては出演者に過酷な環境のところというのもあって(笑)、やっぱり良いコンディションでステージに立っていただきたいので、少しでも快適に過ごしてもらえるよう配慮しているつもりです。
CINRA.STORE カルチャーセレクトショップ
- 
        
        増田光 - こけし徳利(F)¥4,320 前髪がリーゼントの通称こけしの「リーコ」 
- 
        
        神田亜美 - iPhone6ケース「TSUGIHAGI_CLASSIC」(手帳型)¥4,104 クラシックな洋服のような手帳型ケース 
- 
        
        神田亜美 - モバイルバッテリー「餅の味」¥3,780 お餅好きにあげたい色々なお餅のモバイルバッテリー 
- 
        
        yamyam - iPhone6ケース「くしかつとねこ」¥3,780 ねこたちの語らい 
- 
        
        yamyam - Tシャツ「くま」(レディース・ライトイエロー)¥3,240 偏食のくま 
- 
        
        US - レディースルームシューズキット¥9,720 自分で「作る」みんなで「履く」シューズキット 
- 
        
        とんぼせんせい - 「とんぼせんせいのきょうりゅうモバイルバッテリー」¥3,780 カラフルな恐竜だって、にっこり笑顔 
- 
        
        ホッキョクグマの親子 - ホッキョクグマの親子¥6,912 ふわふわ真っ白なホッキョクグマのブローチ 
- 
        
        patterie - FEATHER PETAL PIERCE/EARRING(ピーコックグリーン)¥6,480 身も心も軽やかに...羽ような花びらの耳飾り 
- 
        
        zazi - モバイルバッテリー「星の手紙、インクこぼした」¥3,780 星が飛び交う詩的なドローイング 
- 
        
        Rice product - カードケース(ストライプ)¥7,776 プレゼントにもオススメ。薄くて軽い木製の名刺入れ 
- 
        
        道草 - スクリューキャップ瓶で育てる苔栽培セット【ホソバオキナゴケ】¥1,500 育てる楽しみを味わう「苔栽培キット」 
- 
        
        Crepe. - ブローチ「マグロ切り身」¥8,532 ビーズから生まれる「きらきらおもしろい」世界 
- 
        
        小林幹也 , 榮良太 - CINDERELLA(M-02)¥6,156 イベントやパーティーで非日常的なファッションを楽しむ 
- 
        
        はらぺこめがね - iPhone6ケース「しょくざい」¥3,780 美味しそうな食べ物の絵がずらり