2015年6月22日12時21分
関西空港で22日、第3ターミナル(T3)建設工事の安全祈願祭があった。格安航空会社(LCC)の国際線用ターミナルとして2017年3月のオープンを目指す。関空の国際線LCCは国内空港で最多で、今夏のピーク時(7月)には週272便となる。T3整備で、増える外国人観光客の取り込みを図る。
T3は関空の2期島に建設される。平屋建て(一部2階建て)延べ床面積約3万6千平方メートル。総事業費は約130億円。ピーチ・アビエーションが国内線と国際線で使っている第2ターミナル(T2)と向かい合い、完成後はT2がLCCの国内線用、T3がLCC国際線用となる。両ターミナルで年間800万人が利用できる。T2と同様、T3も簡素な造りにする。
安全祈願祭に出席した新関空会社の安藤圭一社長は「LCC拠点空港としての優位性を盤石なものにし、日本経済の活性化に寄与したい」と話した。
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