20日、韓国光州市の高校の女性教師が、宿題の未回答の問題の数だけ生徒を殴る体罰を加えていたことが分かった。資料写真。

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2015年6月20日、中国・国際在線は、韓国光州市の高校の女性教師が、宿題の未回答の問題の数だけ生徒を殴る体罰を加えていたと報じた。

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19日付の韓国・国民日報によると、光州市教育庁は18日、市内の高校で17日午後、数学教師が10人の男子生徒を殴るなどの体罰を加えていたと明らかにした。

教師は先週、生徒に宿題を出し、16日の補講でも「宿題を完成させない生徒は体罰を受けることになる」と説明。宿題を完成させなかった生徒10人に対し、未回答の問題の数に応じ、それぞれ30〜50回殴った。

教師はその後、体罰は行き過ぎだったとして生徒に謝罪し、傷口に薬を塗るなどした。教師は「生徒が嫌いで体罰を加えたのではない。良く指導しようと思うあまりこのような間違いを犯してしまった」と反省しているという。

学校側は「若い教師の教育熱心は好ましいことだが、その方法に誤りがあった。不面目な事態を起こしてしまったことをおわびしたい」とコメントした。

光州市教育庁は、今回の問題について調査を進めるとともに、再発防止に向けた取り組みを検討するとしている。(翻訳・編集/柳川)