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月が導く異世界道中 作者:あずみ 圭

三章 ケリュネオン参戦編

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むしろ今までが楽だったとも言う

 変異体がロッツガルドに残した傷痕は大きい。
 死人も結構出たし、街も相当荒らされた。
 当然、住民の皆さんがすぐに元通りの生活に戻る事は出来ず、仮設住宅に住まいながら復興への労働力となって働いていた。
 エヴァとルリアの姉妹はこの事件で死んだ事にしてケリュネオンに連れて行った。
 こっちからも人を送っているから二人の評判は僕がこっちにいる間も聞こえてくる。
 今はまだ人も少ない場所だけど、意外と弱音もなく毎日頑張っているみたいだ。
 ……僕らからすると、変異体(笑)だったけど街の人にとっては未曾有の事件と言う認識に近く。
 どこからか流れ始めた魔族の陰謀説によって魔族の評判は物凄く悪くなった。

 そして、一年が過ぎた。

 とかで済めば楽なんだけど、僕もこの街に無関係じゃない。
 商人ギルドの打ち合わせ(人が見事に少なくなっていたけど)に出てしばらく臨時の店舗を出す事になったり、学園の常勤講師就任の許可を辞退したり。
 毎日毎日明らかに僕の能力を超えた仕事をしている。
 その日の仕事を指折り確認すると両手で足りないなんて事、これまでには無かったのに。

「大体、他の国の偉い人に会うのは今必要な事か?」

 ついぼやいてしまう。
 あれがいる、これがいると毎晩の会議で次から次へと追加の物資が必要になる(つまり僕の仕事も増える)。
 学園はすぐにでも講義を再開して通常の学園都市に戻ったとアピールしようとして、無茶を言う(街を復興している最中なのに講義とか馬鹿じゃないのかと思う)。
 これだけでも大変なんだ。
 それなのに、何故かまだロッツガルドに残っているリミアの王子とローレルの重鎮、それに神殿の偉い人達が入れ替わり立ち替わりウチに呼び出しをかけてくる。
 まとめて黙れと言いたい気分に、何度もなった。
 今日は大通りの復興を進めているところ。
 あれから一週間ほどが経って、それなりに見える場所は元通りになってきている。
 ウチの店は、まだ目処も立ってない。
 仮設住宅の傍に設置した臨時店舗が主になって動いているから、急いで元の店を再建してもお客さんには却って迷惑になりそうだと思った事もあって後回しにしていた。

「先生、これのどこが講義なんすか!」

 ジンが喚いている。

「シフとユーノは商人ギルドで温かく仕事しているのに、こんなの差別ですよー!!」

 アベリアが喚いている。
 今日は確かに少し風が強くて寒いかもしれない。

「こんなのは僕たちがやる仕事じゃないと思いますぅ……」

 イズモも泣き言か。
 僕の講義を受けている生徒の皆が皆、講義の内容に不満みたいだ。
 ここにいるのはレンブラントさんの娘さん二人を除く僕の生徒。
 このお馬鹿達は、何を血迷ったのか僕が学園に顔を出した後すぐに講義の再開予定日を聞いてきた。
 当然、無期延長で学園都市が落ち着いてからだと伝えたんだけど、何とそんな事は良いから学園が再開したらすぐに講義を受けたいと言いやがりました。
 こっちは人と会うスケジュールが過密状態で、商人稼業もそれ以上にぎっちぎちでそれどころじゃ……いや、まだ街の至るところが破壊されたままで大切な人を失った人も多いと言うのにだ。
 喉元過ぎれば熱さ忘れる、が早すぎだ。
 よって、基礎能力底上げの名目で半壊した建造物等の各種解体と、一部土木作業を終日やらせる事にした。
 参加は実質強制。
 学園側からも都市復旧の為に人員を出すように話し合いを済ませているし、魔術を使うか使わないかは復旧速度にかなりの差が出る。
 なので魔術を扱える者の作業への参加は結構重要だ。
 何故か事前に内容を知られてレンブラントさんの手が回り、シフとユーノについては別口の仕事に従事させるとかで逃げられてしまったけど。
 ま、あの二人もお父さんの仕事を近くで見て勉強する良い機会だと思うから彼女らについては強制連行はしなかった。

「その程度で泣き言を言う様だから、変異体相手にパニックになるんだ。武器が泣くぞ、お前ら」

「……ライドウ先生、直接話すようになって思うんですけどね」

「なんだ、ジン」

 僕の言葉が引っかかったのか、ジンが言葉を返してきた。

「やっぱ同じ位の年齢なんですね。というか、微妙に年下にも感じるんですけど」

「……話すと台無しって言ってるのか?」

「筆談の方が威厳が……って、そうじゃなくて。どうせなら先生も一緒に作業に参加した方が早く終わるんじゃないですかって事を思いまして。若いんですし」

「現場の責任者なんて面倒な事やらされてなければ考えてもいいけど。まあお前らが予定より進まないなら僕が帳尻をあわせる事になるだろうな」

「という事は、つまりノルマは実質無いんですか、これ!?」

「他の連中はもう学内で実技講義も受けているのに、それはひどい!」

 アベリアとイズモが、ジンと僕との会話に割り込んでくる。
 同世代の女の子とはいえ、見下ろされながら睨まれるのは結構後ずさりしたくなる迫力があるな。

「……そんな訳ないだろう。僕がこの現場でお前らの後で働くようなら、連帯責任で全員ペナルティだよ」

『……ペ、ペナルティ?』

「ユースリー君との模擬戦、いやアオトカゲ君とツヴァイさんもセット単位で追加する」

『無理無理無理!!』

 全員のリアクションがハモった。
 凄いシンクロだな。
 ちなみにユースリー君は三人目のミスティオリザード。
 幸い、というか彼にとっては残念な事に今回の騒動ではあまり活躍の機会が無かったんだけど、ジン達が講義講義と状況を弁えない事ばかり言うので彼との模擬戦をセッティングした。
 生徒全員対ユースリー君。
 ジン達は僕があげた武器を手に陣形を組み、対するユースリー君は肘当てや肩当てなど動きを邪魔しない軽い防具だけを身につけただけの状態。
 そう。
 ユースリー君は無手の格闘家。
 元々素手の方が戦いやすい人だったらしいんだけど、僕の記憶にあった格闘術のいくつかがお気に入りになってひたすら鍛錬に励んだ変わり者だ。
 それまで申し訳程度に使っていた短剣は完全に置いてしまい、今や亜空で唯一のグラップラーになっている。
 ちなみにアオトカゲ君が技、ツヴァイさんが力とすると。
 ユースリー君は力と技を併せ持つ。
 つまり強い。
 手加減具合にもよるけど、少なめと僕が注文をつけたからジン達には地獄の使者の如き強さに感じたんじゃないだろうか。
 まるでボウリングのピンがストライクで蹴散らされるかのように、ジン達はユースリー君に叩きのめされた。
 武器も漏れなく破壊され、殴られ蹴られ投げられ極められのフルコース。
 こいつらの怯え方を見ると、それなりのトラウマにはなっているようだ。
 武器はきちんとエルドワに直してもらって元通りだけど、僕もユースリー君の波○拳には正直驚いたものだ。

「なら、真面目にやれ。大体、こういう時に街の復興に尽力してみせれば学園にとってもお前らにとっても、プラスだらけだと思うんだけどね、僕は」

「……街の連中なんて俺達に寄生して儲けようって連中も多いのに。ライドウ先生の方が変わってますよ」

「はっきり言うが。僕にとっては、今は講義よりも街を元通りにする事の方が大事だ。何なら僕の講義はしばらく休みにするけど? 生徒も改めて募集するから一旦閉めても良いか?」

「その言い方。じょ、常勤講師になるのを蹴ったって話、もしかして本当ですか……」

「ああ、蹴ったぞ。別に講師で一生食べていく気は無いし」

「とことん常識が通じない人だ! やります、真面目に働きますよお! 再募集とか勘弁してください、倍率凄い事になりそうですから! 余計な事言うんじゃなかった……」

「最初からそう言っとけばいい。後輩が出来てもそれじゃあ、じきに抜かれるぞお前ら」

 何故か。
 最後の言葉を聞いたジン達は文句を言うこともなくなって気合の入った仕事振りを見せた。
 実際、再募集は冗談だけど追加募集は落ち着いたらかけないとなあ。
 ジン達の講義も先に進めないといけないだろうし……。
 ただリミアで感じた違和感通りなら、現状でもジン達って結構強いのかもしれない。
 どこまで鍛えれば良いのか、少し考えないとな。
 騎士団より強い学生作っても冗談にもならないし。
 エリート志望だと思っていたからツィーゲの冒険者レベルを基本にして、それぞれ自分の専門に特化した実力をと考えていた僕の基準は間違いかもしれない。
 基本だと思っていた荒野に出られる位をゴールにする事も考えないとな。
 識は今日ローレルの彩律さんとこだし、澪は亜空。
 巴は周辺都市への物資運搬の手伝いに行っているから、はぁ、結局はまた夜に打ち合わせか。
 宴会の夜が懐かしい。





◇◆◇◆◇◆◇◆





 やっと午前中の作業が一区切り。
 生徒も作業者の人も、皆昼休憩で思い思いに散らばっている。
 僕はと言えば。
 これからしばらくは人と会う時間だ。
 復旧作業は当面の指示を出してあるから何時間かは戻らなくても大丈夫。
 何かあったらその限りじゃないけど。
 最初の人に会うべく、僕は瓦礫と化したクズノハ商会跡を通り過ぎて大通りを外れてしばらく進む。

「ああ、すまないねライドウ先生。わざわざ来てもらって」

「それ、止めてくださいよ。エステルさんの方が年上なんですし僕は貴女の教師じゃないんですからライドウと呼び捨てにしてもらって良いのに」

「歳の事は、って悪気が無いのが厄介だね先生は。でも恩人を呼び捨てにしろってのは、ちょっと無理ってもんさ。ウチのボスはまだ来てないんだけど、少し中で待ってもらってもいいかい?」

「ええ、わかりました」

「しっかし、驚いたよ。いきなり、話せるようになりました、だからねえ。筆談の印象よりも少し若く感じるねえ、やっぱり」

 普通に話している僕を珍しそうに見るエステルさん。
 この近くの娼館で変異体から助けた縁だけど、まさか本当にこの人の上司に会う事になるなんてなあ。リップサービスだと思っていたんだけど。
 裏社会の人だろうから、距離はある程度とって置かないとまずいかもだ。
 ジンにも言われたけど、実際に話した方が若く感じるのは、褒められているのか駄目なのか。
 口語を筆記にしただけなのに、受ける印象は違うらしい。

「こんな大事件ですから。何かが切っ掛けになったのかもしれません。この辺りは比較的破損も少ないようですけど、営業はいつ頃から再開する予定ですか?」

 周囲を見てみた感じ、これなら解体じゃなくて修復で何とかなりそうに思える。
 だったら、通りさえ修復が済めばここの人達は意外と早く元の生活に戻れるんじゃないだろうか。

「……水商売だからね。人が戻って景気が戻って、街が元気にならない事にはねえ。箱と女が無事だから、いらっしゃい、とはいかないね」

「復興を目当てに集まる作業者に需要はあるでしょう?」

「ふふふ。まあ、需要はね。けど街の人の目ってものがある。必要とされているから堂々と、なんてのは水物商売じゃ通らないよ。ひいきや人気、とかく人に左右される商売だから」

 そういうものなのか。
 ただ需要があるから提供する、じゃ駄目な事もあるのか。
 だったら、いや余計な事を言って呆れられるのもな。
 優しげというか、子供を見る目で見られている気がするし止めておこう。

「……」

「ん、ボスが来たみたい。それじゃ、すぐに連れてくるわ。なに、今日はただ礼を言われるだけだと思うよ。強面こわもてだけど情に厚いところもある人だからね。それに……いや会ってのお楽しみだね」

 強面。
 それだけで苦手だな。
 ああ、そうだ。
 イオの顔を想像しておけば、ヒューマンならいくら強面でも恐くないか。
 迫力ある巨人の顔を脳裏に浮かべる。
 あ、でも。
 同じヒューマンだって言うなら、ザラさんの方が良いか。
 あの人から受けたトラウマを思うと、大体は大丈夫な気がする。

「待たせたようで、済まない。この、エステルと娼館の娘達が大変世話になったようで……ライドウ?」

「……ザラ、代表?」

 想像した顔が正面の扉から現れた。
 え。
 ご本人?

「エステル、どういう事だ?」

「あら、あらら。既にご存知でした? どういう事も何も、彼が私達の命の恩人で名前はライドウ。小さな商会をやっている商人ですが」

「……お前、ライドウが商人だと知っていて俺に会わせたのか!?」

「それはもう。まだ駆け出しとの事でしたけど、有望な方だと思ったので。恩返しも兼ねてボスに目をかけてもらえたらと」

「そうではなくてだな!?」

「落ち着いてください、ボス。誓って他の意図はありませんよ? 何だか知っているだけではなくてお知り合いみたいな感じですけど……私、余計な事を?」

「ああ、いや。そうか、お前らを助けた恩人は、ライドウか」

 ザラさんはため息を一つ。
 僕も正直、思いっきり溜息をつきたい。
 心の準備も無く出てくるのは勘弁して欲しいよ。
 少し間をおいて、ザラさんは僕に向き直って、深く頭を下げた。

「ライドウ、本当にありがとう。感謝している」

「ちょ、代表。僕はそれ程の事をした訳ではありませんので!」

「いや。俺の従業員を数多く救ってくれたんだ。当然の事だ」

 なんて居心地の悪い。

「ザ、ザラ代表ってこういう風俗関係の店も持たれていたんですね。驚きました」

 話題を切り替えてしまいたい一心で、思いついた事を口にする。

「……ああ。この街の女と博打は俺が頭でやっている。他の街でそういう事をしている連中を徹底的に潰したからな。本来はこうなる予定じゃなかったが、まあこれも事情があってな」

 商人ギルドの頭で、裏側も頭か。
 今日やる事が多いなんてレベルじゃないな。
 こうなる予定じゃなかったのに、こなしているのが凄いわ。

「そう、ですか。僕はその、偶然エステルさん達の悲鳴を聞いて駆けつけただけですから特に恩を着せようとかは、その、無いですし」

 上手く言えないが、お礼を得る為でない事は伝えておきたかった。

「……ふぅ、相変わらず突っ込み所が多い奴だよお前は。だと言うのに、クズノハ商会は凶悪なまでに名を広めつつあると来てる。レンブラントの言葉を受け入れる訳じゃないが、お前は確かに普通の商人とは違う方向に進むようだな」

 一瞬厳しい顔をしたものの、ザラさんは呆れたように息を吐き、そして話し始めた。

「お前を陥れたい輩も大分死んだし、リミアの第二王子とローレルの中宮からは直接便宜をはかるようにとお願いというていの命令を受けた。神殿からも下手に刺激するな、だ。変異体騒動で一番得をしたのは冗談じゃなくお前だなライドウ」

「は、はあ」

 むしろその関係で面倒の加速が止まらないんですけどね。
 ちなみにローレルの中宮とは彩律さんの事だ。
 天皇の奥さんかと思ったらあの国の巫女の周りを取り仕切る一番偉い人の役職名だった。
 あまり知られた名前では無いとか彩律さんは言っていたけど、仮にも四大国の重職の名前なら結構知られていると思う。
 ……僕は知らなかったけど。

「ギルドとしても。物資の転移で無理をさせた借りもある。元々薬屋なんぞそれほどの数がある訳でもない。一応、再開しようとする奴には別の商売を勧めている」

「え、僕は別にそんなことを」

「馬鹿。別にお前の為だけじゃない。お前らがあの品質と値段を維持する限り、薬全般においてこの街でクズノハ商会と競争できる店が実質無いだけだ。今夜話す予定だったが、そういう訳だから少しずつでも構わないから薬の販売量を増やす方向で検討してくれ。支店を作るというのでもいい」

「支店……」

 人が足りなくなるから難しいな。

「識、さんとも話しているが学園とのパイプ役もある程度継続してくれると助かる。現状、街の復興がハイペースで進むのは魔術を惜しまずに使う事ができているからだ。このまま元通りになるまで続けたいんでな」

 なんで識はさん付けで僕は呼び捨てなのか。
 もしかして保護者だと思われている!?
 ……合ってる部分も少なくないから否定も出来ないな。

「当面、学園にもお願いは続けるつもりでいます。巴を通じて周辺都市への物資の運搬も」

「竜騎士以上に竜を手懐けている女、だったか。お前の未熟な手腕には正直色々と言いたい事もある。が、その規格外な手の数々には、脱帽するしかないな。まさかローレルの虎の子を馬車代わりに使うんだからなあ」

「竜騎士の皆さんのお力あっての事かと」

「……どこが。一度見に行ったが、あれはもう飾りだぞ。あの女の指示で飛竜が軍隊の様に動いて恐ろしくさえあった」

「あ、ははは」

「この分なら、見かけだけなら一月もあればロッツガルドは元の街並に戻るだろう。ギルドの長としても、娼婦の元締めとしても。改めて礼を言う。ありがとう、ライドウ」

 ザラさんだけじゃなく、エステルさんも彼にならって僕に深く頭を下げた。
 慣れないなあ、代表に頭を下げられるのは。

「こちらこそ、その今後も至らない所があればご指導くださいザラ代表」

「レンブラントに怒られん程度にな。……そう言えば。娼婦の恩人に礼を、と思ってこの通りの店が再開した時には顔パスにしようかと思っているんだが、どうするライドウ?」

 ……顔を上げた彼の表情がころりと変わる。
 あ、やな顔をしてる。

「どうすると言われても。僕はまだ半人前ですし、あまりそういった遊びはしませんので」

「お前の目に見える欠点として、その曖昧な返事があるな。ま、良いように取らせてもらうが。ならクズノハ商会はこれから娼館フリーパスだ。好きに使ってくれ。それと、日用品もお前の店を使うように指示しておこう。それが、今回の礼と、俺が元締めをやっている事への口止め料だ。よろしく頼む。それじゃあ、時間を取らせて悪かったな。お互い忙しい身だが、夜の会議には極力出席する事。忘れるなよライドウ」

 一方的に話して回れ右をすると、ザラ代表はそのまま行ってしまった。
 僕が断らないだろうって、読まれているんだよな、これって。
 ……いや、別にばらして何の得があるとも思えないし、やらないけどさ。
 威圧感が無くても、あの人は何となく苦手だと、何となくそう思った。
 ええっと、次はリミアの王子だったな。
 学園の会議室で約束だった。
書籍の方がまた増刷をかけてもらえまして、三万部となりました。
ありがとうございます。
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