挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
月が導く異世界道中 作者:あずみ 圭

三章 ケリュネオン参戦編

76/187

幕間 アシオト

「恐い顔をしているねえリリ皇女。僕に用があるって顔をしているけど、合ってた?」

「ファルス殿、冒険者ギルドの長である貴方が、どうしてあのような商人に関わっているのか、お教え下さるかしら?」

 ルトがライドウと別れて合流した相手はグリトニアの皇女だった。
 上位竜の長ではなく、冒険者ギルドの長として。名前もルトではなく、ファルス某としてグリトニアの皇女と接する万色の名を持つ竜。
 会場でそれらしい挨拶を交わした二人。リリが急かす様にルトを連れ出し、人目の無い場所でさらに探りを入れる目と耳を防ぐ手段を講じてようやく本当の会話が始まった。

「へえ、彼が商人だって知っているんだ? この街に店を出している商会の主でライドウ君。最近お気に入りでね」

「その無礼な言葉遣いを今更正すつもりはありません。でも偽りを言う事まで許容する気もありません。ファルス殿、あの男との本当の関わりは?」

 ルトの、皇女に対する言葉とは思えない砕けた口調に、リリは不快を表情に出しながらも彼の真意を尋ね直す。彼女の話しぶりもまた、皇女が世界に影響力を持つ相手にするにしてはらしからぬ、きつい口調だった。今この場所では、そう振舞っても誰に知られるでも無いという安心からか、本来リリとルトの関係がこのような間柄なのかはわからない。

「お気に入りなのは本当なんだけどねえ」

「クズノハ商会はギルドを後ろ盾にしているの?」

「まさか。冒険者ギルドはどの国にも勢力にも帰属しない。冒険者を認める全ての人に協力する組織さ」

 冒険者ギルドの理念の一つを口にするルト。もちろん、その言葉に嘘は無い。

「あの商会にいる巴という女。我が国の勇者が気にかけているの。無視出来ない位の強さを備えているし、私としても彼の望みとなると断りにくいのよ。この際、貴方が私に教え得る範囲の情報でも構わないわ。あそこは、潰す必要性がある?」

「巴がお気に入りとは、帝国の勇者も面白い子だね。質問の答えはいな、だね。彼らは世界の大局には今のところ興味を持っていない。ついでに教えておくと、クズノハ商会を相手にするのは魔族と両面戦争をするようなものだよ。いくら大国であるグリトニアでもオススメはしないね」

「魔族に伝手を持っているの!?」

「物の例えさ。その程度の脅威になるのは確実だから。君の目的に関して、もう手札は十分すぎる程に揃っているはずだ。あまりよそ見をするのは感心しないね」

 ルトはクズノハ商会について多少の情報をリリに渡す。皇女の口にした、貴方が私に教え得る、の言葉に何か思うところがあったのかもしれない。

「ご忠告感謝するわ。それでもね、目につくものをそのままにしておくのは性に合わないの。そう、クズノハ商会の戦力、やはり巴だけではなかったの……」

 本当は魔族と関わりを持っている事も知っていながら、ルトがリリに告げた内容は問いには直接答えないものだった。リリもまた、対峙する冒険者ギルドの長が純粋に自分に協力しているとも思っていない。その言葉から、少しでも情報を得ようと考えを深める。

「それより、こんな時期にここに来ていて大丈夫なのかい? もうじきだよね、君の戦争おまつりの幕開けは」

「……知っていても、その情報を元に動いた様子も形跡も無い。ファルス殿、貴方はもしかしたら私にとても似ているのかもしれないわね」

「あはは、皇女と僕が? 無いね。僕は君の様な復讐の虜じゃないよ。ただ僕にも目指すものはある。そこに至る道が、途中までは、君の進む道と重なるだけさ」

「……目的。野心とも思えないわね。私としては、事前にソフィアの叛意や魔族の指輪の情報をくれた貴方を敵に回したくないのよ。帝国の情報をどこまで握っているのかも腹立たしい事に不明だし。出来れば、その目的と言うのを教えてくれない? 協力出来る事があるかもしれないわよ」

 リリの言葉は本心だった。この、不敵な態度のギルドマスターは、冒険者ギルドの理念を口にして帝国の皇女である彼女に協力している。有用な情報をくれたり、忠告をしてくれたり。彼に助けられた事は何度かあった。ただ、配下でも盟友でもない。彼の目的を知らない状態が続く現状は、言い様の無い不安をリリに残している。
 だが、彼の答えは首を横に振るものだった。

「その必要があればいずれね。君は勇者と共に、君の理想とする世界を目指せば良い。僕は、君が冒険者を肯定する限り、これまでの関係を続けていくつもりだよ」

「冒険者を肯定する限り、ね」

「そう。……例えどこの誰であろうとも、冒険者を肯定しギルドを受け入れてくれると言うのなら、僕はその人の協力者だ。それじゃ、すぐ顔を合わせるだろうけど、またね」

 周囲に何重かに展開された侵入を阻む結界を破壊する事もなく普通にすり抜けていくルト。彼をギルドマスターとして接するリリはその後ろ姿を驚きながら見守るのみ。
 ルトの一呼吸置いて意味ありげな微笑みと共に残した言葉は、皇女の表情を変えさせた。

「例えどこの誰であろうとも、か。お前は帝国どころかヒューマンだけに味方する存在ですらないのね。亜人、魔族であっても冒険者を肯定するのならその協力者だと。そう言いたい訳?」

 リリは唇を噛む。
 恐らく彼の最後の言葉の解釈は間違っていないとリリは思う。だから様々な勢力の情報をも握っているのだと、ギルドマスターがそこまで言いたかったのかまでは不明だが。
 どちらにせよ厄介だと、彼女は思った。

「……最初の接触もあちらから。既に私の目的をほぼ察していた。その上で女神を抑える指輪や、竜殺しの裏切りを教えてくれた」

 おかげで、他国に比べれば帝国はこの戦争を上手く舵取りできているとリリは考えている。冒険者を支援すると言う立場から、ソフィアの動向を漏らす事は相反する事にも思ったがギルドマスターである彼の言葉ではソフィアはギルドへの重大な背信行為もしているとの事だった。制裁の対象だから守るべき対象では無いと説明されている。
事実、帝国及び帝国の影響下にある国の冒険者ギルドを探った所、ソフィアが利用した形跡はファルスが説明した時期から一切無くなっていた。少なくとも裏付けの一つはあった事になる。
 依然不透明である事には違いがなく、信用に足る存在でも当然無いのだが。

(ステラを落とす事が今一番の目標である事は確実。私が出向いてまで欲しい逸材がいなければ、早々に帝国に戻ろう。現段階でファルスがライドウと接触してくれていたのはプラスと見るべき。まだあいつと私の利害が一致しているのなら、クズノハ商会に今手を出すのは悪手と言う事。だから情報を私に教えた。そして今、魔族以外と戦争する余裕は……無い)

 今度こそ、攻め落とす。
 皇女の目には戦争への確かな気概が見えた。





◇◆◇◆◇◆◇◆





「や、目が覚めた?」

 椅子に縛り付けている彼に水をかけて覚醒させる。
 魔術なんて万能な技術があるから本来は椅子に座らせて縛ったり、覚醒を促す為に水をぶっかけたりする必要は無い。識とライムに言わせれば様式美、なんだそうだ。
 本来こうやって接する予定など無かったと言うのに、それに倣っている僕も、染まってきているのか。それともストレスが溜まってきているのか。

「っ!」

「ロナさんから聞いているとは思うけど、僕はライドウ。よろしくね」

「ここは、クズノハ商会の地下室か」

 青い肌の彼は今いる現在位置を見事に言い当てた。僕がライドウだと知っていて、なおかつこの部屋の存在を事前に知っている事の証明にもなる。つまり、見事な推測からの正解と言えるけど、諜報・工作員としては不合格な反応。良かった、魔族の諜報員が全員ロナさんとかウチと張る連中ばかりだったら、これから大分神経をすり減らす事になりそうだもんね。

「そういう君は魔族だよね」

「どうして、我らの邪魔をする? 貴方にはロナ様からも手を出さないように、必要があれば協力するように命令されている。少なくともこのような扱いを受ける理由はない筈だ」

「怯えなくても良いよ。ここに僕がいる時は、君が思っている様な事はあんまり起こらないからさ」

 僕がいなければ一気に危険度は上がるんだけどね、地下室。おそらくは危険な方の情報を知っているからだろう、小柄ながらガッチリした体格の魔族の青年は目に怯えを滲ませていた。ロナさんの部下でも新米なのか、あまり彼女のような嫌な感じはしないな。
 ロナさんから言われている、か。
 確かに。
 僕は彼女が学園を去ってから表向き裏を問わず魔族から何かをされた事はない。だから僕も数名の魔族の存在に気付きながらも害を及ぼさない彼らを黙認していた。それはローレルのお偉いさん、彩律の護衛に魔族が混じっていた時も変わらなかった。

「俺を、どうする気だ?」

「お願いを聞いてもらいたいんだ。ロナさんを通しても良いんだけど、少し急ぎだった。手荒な手段を取った事は謝るよ。丁重に、の意味を少しウチの従業員が取り違えてね。済まない」

「お願い? 協力要請か?」

「これから闘技大会が終わるまでの間、全ての魔族にこの街を離れていて欲しいんだ。ただそれだけ」

「!? ……俺の一存では決められない。それに全ての、と言ったが俺達と意見を違える魔族もこの街には何人かいる。とても彼らまで連れ出すのは不可能だ」

 ……。
 嘘か本当か。疑うなら、彼らは自分たちとは所属の違う他人だと、仲間の数名を残して置く為の方便だろう。
 とりあえず、こちらが割り出している全員を退去させてもらって、まだ残っているようだったら別に警戒すれば良いか。当面、魔王に属する魔族が勝手な事を謹んでくれればそれで良い。
 ライムを見る。僕の言いたい事はわかってくれたのか、魔族に向き直る。

「俺達が割り出した奴だけの一時退去で構わないと若は考えておられる。お前たちの仲間だって割り出せているのは十三名。それだけの仲間を退去させて欲しい」

「っ!?」

「一存では決められないと言ったけど、決めてくれ。君たちとは今は揉めたくない。未来はわからないけど、今はね。了承してくれるなら、すぐに君を解放する」

 僕の態度に一旦は沈黙する諜報員の魔族。
 早朝から始めた“お願い”に彼が折れて連絡をくれると約束してくれたのは、それから少し後の事だった。

「彼らには力で脅すのも効果的ですよ、若様」

「あれなら初めからロナさんに話を持っていった方がスムーズだったよ。色々探られるのが嫌だったからあんなやり方を選んだんだけどなあ。どうしてこうなったのか」

「つい、誰が一番早く無力化させて捕縛出来るかって話に熱が入っちまいました。申し訳ありやせん」

 ストーキング自慢。いや逮捕術自慢? 諜報員ならではの話題か。どうしたらその話題で盛り上がれるのか理解出来ない。今回はライムが勝利したらしい。賭けていたのがご飯代だって言うのは、平和か。
 こうなった以上はロナさんにも一言連絡しておくべきか。

「識、準備を頼むね。闘技大会には間に合うように出よう。僕は少しロナさんに話を通しておくよ」

「わかりました」

 部屋に戻って着替えを済ませる。
 昨夜は早めに寝て、まだ暗い時間に早起きしたから意識ははっきりしていた。
 軽くパンの朝食を取ってから、ロナさんに話をしておかないと、と思いながらどうしようかと悩む時間を過ごす。
 ええい、苦手とか言ってられる事でも無いか。
 既に改良と分析をしてクズノハ仕様にした念話を使うようになっていたけど、敢えてロナさんがくれた詠唱のメモそのままに直通の念話を彼女に向ける。通話開始までの待機音がある訳じゃないので相手が応じるまで無音のまま反応を待つしかない。ちなみに、クズノハ仕様の念話ではプルルルと待機音が出る様に弄ってある。これも、ある意味では様式美かも。セキュリティとはまるで無関係な部分だから。

(ライドウ、連絡をくれて嬉しいわ。何か私達に協力できる事があるの? それとも私と話がしたかっただけ?)

(両方、と答えられるようになりたい所ですけど、今回はお願いがありまして)

 何か協力出来る事がある、ね。多分もう部下から報告が入っていそうなものだけど。それでも彼女は同じような惚け方をするか。

(聞くわ。言って?)

(少しの期間、闘技大会が終わるまでの期間で結構です。ロナさんがロッツガルドに潜ませている魔族の方を退去させて欲しいんです。これまで問題も無く黙認してきたんですけど――)

(理由を聞いてもいいのかしら?)

 もっともだ。だけど、どう言ったらいいものか。リミアの貴族が、などと言ったらロナさんがそちらに何かアクションを起こすかもしれない、なんて思うのは思い上がりだとわかっているけど。

(出来れば聞かないで欲しいです)

(そう、でも今日すぐには難しいわね……)

(詳しくは言えませんが、ジンやアベリアの為でもあるんです)

(あら、短い間とは言え同じ講義を受けた仲。ええ、そう言う事なら無理をしてあげるわ。報酬は魔王様と一度会ってもらうと言うのでどうかしら?)

(……わかりました。いずれ、そちらのご都合の良い時に)

(うふふ、張り切って時間を作るわね。ではロッツガルドの部下を全員、えっと十名くらいだったわね、学園祭が終わるまで休暇にしておくわ)

(十三名ですね。よろしくお願いします)

(……人数を間違えるなんて上司失格ね。今のは部下には内緒にしておいてね、ライドウど・の♪)

(わかりました。ではこれで)

(確かに十三名全員、学園都市から引かせるわね。じゃあ、またいつでも連絡して、待っているから。世間話でも構わないわよ)

 ……はぁ。予想していた通り疲れた。念話の接続が切れた事で疲れを一気に感じた。
 妙に話しやすく感じるのも逆に嫌なんだよ。好意的ですよ、ってアピールされているみたいで意図を探ろうとしてしまう。そんな自分も嫌。
 でもこれで、生徒のフォローに気を配ることが出来るな。あの人がジンやアベリアの名前を出してどうなるとも思えなかったけど、意外と上手くいくものだな。魔族もこの期間に何かする気はなかったんだろうか。
 魔王と会うだけなら、特に僕が支払うものも無い。会ってみて滅茶苦茶良い人だったら敵対したくないと思う程度か。
 後はホープレイズ家だけ。リミアは勇者がいる国だから、あまり思い切った事もしにくい。幸い王様が直々にここに来ているみたいだから無茶な事はしないと信じたい。僕らだけで穏便に始末がつけられる程度に抑えてくれよ。それにしてもホープレイズ、ねえ。前にどこかで聞いた気もする。




◇◆◇◆◇◆◇◆




「作戦会議の最中に席を立つとは、ソフィアに似てきたなロナ」

「冗談。あんな裏切り者のバトルジャンキーと一緒にしないでくれる? それよりもイオ、そっちの準備は進んでいるんでしょうね」

 午前中から行われていた重大な作戦に向けての詰めの会議。ここ最近のステラ砦での日常風景だった。
 珍しくその席を中座した魔将ロナはそのまま会議の場には戻らず、砦の城壁に肘を乗せて考え事をしている様子で遠くを見ていた。
 砦の外周壁の上端がせり上がった場所。弓兵や魔術師が攻撃を仕掛ける為に陣を敷く場所は普段、屋上代わりに兵の憩いの場所としても使われている。訓練の行われているこの時間では、誰一人いない場所でもある。
 そこそこに長い付き合いであり、砦で基本的に生活を共にしている彼だったからこそ、ロナのいる場所がわかったのだろう。
 ステラ砦に常駐するもう一人の魔将であるイオ。
 会議終了の後でこの場所に辿り着き、彼がロナの背に声を掛けた。

「当然だ。で、念話のようだったが?」

「めざといわね。女の念話を気にするような男は嫌われるわよ。この前報告したライドウからの直通よ。ロッツガルドで少し揉める事になるかと思っていたけど、そういう訳でもないみたい。ロッツガルドでライドウ、無視もできなかったわ」

「我が身命は王と国民に捧げておる。女にどう思われようと気にもならんな。作戦に影響は?」

 ロッツガルド、そしてライドウの名に魔将であるイオの表情が曇る。ロナから報告にあった警戒すべき人物として、ライドウの名は魔族の上層部にはそれなりに知られている。有力な協力者になる可能性も示唆されている為、敵対を即断してはいけない人物としても。

「無いわね。詳しく潜り込ませている人数を把握されている事に少しカチンと来たくらいね。後は部下の無能さにも。やるべき事はもう済んでいるから、もう彼らを引き上げても問題は無いのだけど」

 身を翻したロナは、肘を乗せていた場所に今は背を預けてイオを正面から見つめている。

「彼はロッツガルドからの人員引き上げを要求してきたのか。やはり何か気付いているのではないか? それにその条件を飲んだようだが、このまま進めると彼からの要請に反する事になるのではないか?」

「あの子に魔族陣営への情報収集手段は無いわ。それに私は彼から部下を引かせて欲しいと頼まれただけよ。私がここにいて何かする分には彼との約束に反する事は無いでしょう?」

 目を細めて口角を釣り上げて笑うロナ。策略を企む彼女の表情は、一部からは魅力的であると好評だったが、武人気質であるイオにしてみれば好ましい顔ではなかった。

「……嫌な女だな、お前は。ライドウと言う青年に同情するよ」

「褒め言葉として受け取るわ。わかっていると思うけど、これで決めるわよ」

「言われるまでもない。たかが半年と侮ってもおらんよ。ヒビキ、リミアの勇者がいくら成長していようと打ち砕くのみ」

 半年振りの再会となる敵の成長をむしろ望んでいるような顔を浮かべる四腕の巨人。

「指輪は?」

「もちろん、初期試作型から中期試作型に変更済みだ。あの女神の事だ。これで今回も力を封じられる。そして後数回もすれば――」

「ヒューマンは確実に荒野へと退く。魔王様の策によって。魔族は皆豊かな土地と精霊の加護を得て、世の春を享受する事ができる」

 女神の力を封印する指輪は、既に魔族の手によって完成している。ただし、一度でも使えば女神の陣営に対応される可能性が無いとは言えない。その危惧の下、まずはごく初期の試作型を使用する事で女神の力を封じる事が出来る事を確かめた。魔王はその成果を確認して魔将に事実を伝え、初期型への対策を無効化出来る中期型を受領させた。火と土の上位精霊から初期型の指輪を知った女神の対処手段を知った上での戦術だった。
 さらに確実に初期型に対策をさせる為に、指輪の存在を事前に一部のヒューマンに漏らし女神の耳に入るように情報操作もしている。
 周到な魔族の罠が牙を剥こうとしていた。
ご意見ご感想お待ちしています。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ