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【東京】

「憲法を実践した運動」 小金井で「砂川闘争」記録映画上映会

砂川闘争に参加した当時のことを話す島田清作さん=小金井市で

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 旧砂川町(現立川市)であった在日米軍基地拡張反対闘争「砂川闘争」の記録映画の上映会が二十一日、小金井市で行われ、闘争に参加した元立川市議の島田清作さん(76)が当時の体験を語った。島田さんは、憲法が国民に保障する自由や権利は「国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」とする一二条に言及し、「憲法の条文を農民たちが実践した闘争だったと思う」と振り返った。

 この会は、地元の市民団体や映画会社などが主催した「<戦争と平和>を考える連続上映会」の一環。砂川闘争の開始から勝利までを描いた五十六分間の記録映画「流血の記録 砂川」を上映した。

 続いて、島田さんが学生として闘争に参加した体験を話した。「防衛白書の年表には今も『砂川闘争始まる』という項目がある。それだけ大きな意味があったのだと思う」と切り出し、砂川町長、町議会をはじめ、あらゆる分野の団体が次々に基地拡張反対を決議し、闘争が盛り上がっていったことを説明。

 「住民ぐるみで自分たちの生活を守る、地方自治を守る運動だった。誰かに守られるんじゃなくて自分たちの力で守る、憲法を実践した運動だった」と語った。

 今年で砂川闘争の開始から六十年。島田さんは現在、横田基地や沖縄の基地問題に取り組んでおり「基地問題をもっと自分たちの問題として考えなければいけない」と話した。 (榎本哲也)

 

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