熊本）安保法制、党派超え「反対」　熊本で集会

　安全保障関連法案に反対する総決起集会が２１日、熊本市中央区の辛島公園であった。「秘密保護法廃止！　くまもとの会」の主催。県内各地から主催者発表で４００人が集まり、民主や共産、社民、新社会の県組織のトップや県議らも「党派を超えて、戦争する国づくりに反対の声を上げよう」と訴えた。

　呼びかけ人の一人で、「平和憲法を守る県民会議」の福島将美議長は「これまでも呼びかけてはいたが、４党が集まることはなかった。それほど危機的な状況にあることの表れでは」と話した。

　集会の終わりに「戦争法案を廃案に追い込むために、すべての知恵と力を結集して闘いましょう」とのアピールを採択。その後、「憲法９条を守れ」などとシュプレヒコールを上げながら、下通アーケードを練り歩いた。