けれど私にとって咲-Saki-は思い入れの深い作品だから、ただ読むだけだと純白な気持ちで読めないんだよね。
キャラの細かい仕草ばかりに注目してしまい、全体の大きなストーリーが見えなくなってしまう。
もちろん深読みもいいけど初読くらいはひとつの漫画として読みたいよね?
たまーーーにヤングガンガンを買うときがあるけど、感想と考察は分けて記事を書くようにしています。
純白な気持ちで読むためには昔やった4か月咲断ちをするのが一番だけどそうもいかないから、簡単にできることは
ヤングガンガンを最初から順番通りに読む。
一秒でも早く咲-Saki-を読みたかったとしても飛ばし読みはしません。
いたって普通の読み方ですけど利点が3つあります。
1、ネタバレを絶対に回避できる
最初から咲-Saki-を読むためにヤングガンガンをパラパラーッとめくると、
どうしても一瞬だけ紙面が目に入ってしまいます。
その一瞬でも「あ、今回は〇〇が和了るのか」くらいはわかるのが人間の脳です。
2、忘れたころに読める
最初から読み進んでいくと他作品に集中するので忘れたころに咲-Saki-が始まります。たとえ巻頭カラーでも前にグラビアがありますからね。
タンスの角に足をぶつけるにしても、不意にくらうのと覚悟してからくらうのとでは、同じ痛みでも反応が違いますよね。
3、頭が「咲-Saki-脳」から「マンガ脳」に切り替わる
ヤングガンガンは硬派な作品から変態な作品まで幅が広いです。
そんな粒ぞろいの環境だからこそ、咲-Saki-固有の特徴が感じやすくなります。
逆に咲-Saki-脳だと前回までの咲-Saki-と今回の咲-Saki-という同一作品での比較しかできません。
読んでいる最中にもこだわりはあります。
キャラが登場する度に「こいつ誰だっけ?」と思うようにしています。
長いこと咲-Saki-のコミュニティーにいるとどうしても面白い二次創作や面白い人のキャラ観に影響されます。
同じ宮永照の認識でもこれだけ分かれていますからね。
「こいつ誰だっけ?」といったん忘れることで、原作だけを想起し、「他人と違うかもしれないけど自分はこの登場人物をこんなキャラだと思っている!」となれるわけです。
以上が私の読み方ですが他にも様々な読み方があると思います。好きに読むのが一番です。
行きつけの喫茶店で読む!とか、自室で全裸正座しながら読む!とか、読む前に歯を磨く!とか、なんかありますかね?私みたいにヤングガンガンをあまり買わない単行本派の人は新刊の読み方でもいいです。
読んだ後、感想記事を書く際のこだわりもありますが次の記事で~