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AKB大阪ジャック!ゆいはん太っ腹「撮影OKの撮り放題で〜す」

サンケイスポーツ 6月21日(日)7時0分配信

 AKB48のメンバー16人が20日、大阪市北区のグランフロント大阪うめきた広場で、グループ初となるフリーライブを行った。「たくさんの人に見てもらいたい」という次期総監督、横山由依(22)の発案でライブ中の写真撮影もOK。サインボールの投げ入れもある国民的アイドルグループの出血ファンサービスに、浪速の新名所を通りがかった買い物客も含め、計3回で集まった約6000人以上を歓喜させた。

 元祖「会いに行けるアイドル」が突然、大阪まで会いにやって来た。震災チャリティーなどをのぞけば、AKB48としては初の試みとなる無料ライブ。浪速新名所、グランフロントが一気にフィーバーした。

 「通りすがりの大阪のみなさ〜ん、こんにちは〜! きょうは撮影OKの撮り放題で〜す!!」

 ゆいはんこと横山由依の第一声にファンもあわててスマホやカメラを取り出した。披露したのは「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」など、オリコン1位を獲得した7曲。盛り上がらないはずがない。28日にインテックス大阪(大阪市住之江区)で開催する全国握手会で行う大阪限定ライブ&イベント(入場無料)のPRだが、真の狙いは別にあった。

 「全国握手会をやらせてもらっても、AKBを通りすがりで見て“ちょっと気になる。行ってみよ”っていうのができない。それを変えてみたいなって話をスタッフさんとして実現しました」

 グループは、12月で卒業する総監督の高橋みなみ(24)をはじめ、相次ぐ人気メンバーの卒業発表で若手の台頭が待たれる。京都出身の横山が地元・関西から“ジキソー改革”の第1弾をぶち上げた格好だ。

 地元大阪出身で、NMB48時代に変顔ネタでR−1ぐらんぷり3回戦進出経験があるチームBの小笠原茉由(21)は撮影フリーに「ツイッターとかにヤバイ写真が上がる」とおどけつつ、「こういうことが積み重なれば新AKBを切り開いていける」と手応えを口にした。

 この日は計3回公演で整理券6000枚が配布されたが、JR大阪駅周辺ということもあり、観覧エリア外まで人だかりができるほどだった。

 「大阪のみなさんが立ち止まってくれてるのがありがたくて。これから私たちのAKB48が始まっていく期待と、頑張ろうって気持ちになれた」

 ジキソーゆいはんの戦いはもう始まっている。

最終更新:6月21日(日)7時0分

サンケイスポーツ

横山由依

タレント・歌手・アーティスト 横山由依(ヨコヤマユイ)
誕生日:1992年 12月08日
星座:いて座
出身地:京都
血液型:B

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2013年に中咽頭(いんとう)がんが見つかった大橋巨泉。「味覚の喪失」や「口内炎」など、放射線治療の副作用に悩まされながらもがんと闘う姿をつづる。