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早大 ウイルス感染し個人情報流出 半年気付かず
6月22日 18時12分

早稲田大学の事務用のパソコンがいわゆる「標的型」メールによってウイルスに感染し、2300人余りの学生や教職員の個人情報が流出していたことが分かりました。
大学は、感染に半年間、気付かなかったということで、ほかに感染がないか調べています。
早稲田大学によりますと、今月5日、外部の専門家から、「大学のパソコンがウイルスに感染している疑いがある」という連絡があり、調べたところ、去年12月に事務用のパソコン1台がウイルスに感染し、その後、複数のパソコンから個人情報が流出していたことが分かったということです。
流出したのは、学生と教職員、合わせて2300人余りの名前や学籍番号などで、今のところ、不正に使われた形跡などはないということです。
感染は、大学の職員が医療費の通知を装ういわゆる「標的型メール」に添付されたファイルを開いたことで起きたということで、大学では、今月19日からすべての事務用のパソコンの接続を制限したうえで、ほかに感染がないか調べています。
早稲田大学では、今回のウイルスの感染に半年間気付かなかったうえ、今月に入って学内のサーバーが不正にアクセスされ、データが改ざんされる事態も起きているということで、「重大で、深刻に受け止めている。関係の皆様におわびし、セキュリティー対策の強化に取り組んでいく」としています。

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