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【プロ野球】

ついに貯金1…巨人陥落ピンチ マシソンが連続被弾でぶち壊し

2015年6月22日 紙面から

◇中日4−3巨人

 中日は2−3とされた直後の8回、和田、エルナンデスの連続ソロで逆転した。援護を受けた山井は7イニング3失点で4月29日以来の3勝目。又吉、福谷の継投も決まった。巨人はマシソンがリードを守れず、4カード連続の負け越し。

 7回に一挙3点を奪って逆転した巨人。しかし、その喜びはつかの間だった。8回に投入したマシソンが先頭の和田にソロを浴びると、続くエルナンデスには勝ち越しソロを献上。逃げ切り勝ちというベンチのプランは幻となった。

 「自分のキャリアの中で記憶にないことが起こった…」と語るマシソンはショックを隠すことができない。自らの背信でチームは4カード連続の負け越し。貯金は1となり、2位・阪神に0・5差に迫られた。「ストライク先行と思ったところ球が甘くなり、打たれてしまった」。右腕は、失投を振り返る声に力がなかった。

 ここにきて、勝利の方程式が精彩を欠いている。今回の中日3連戦、初戦は8、9回の2イニングにマシソン、山口、沢村の3人が6安打4失点と炎上。第2戦も山口が福田に6号ソロを許した。第3戦はマシソンが来日4年目で初の2者連続弾を献上。原監督は「この3連戦は後半の守りが(勝敗を)分けたと思います。マシソンは一発を防いでもらわないといけませんね」と苦言を呈した。 (川越亮太)

 

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