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ヴィンテージライフ物語TOP特集記事 > 「真珠の海」に抱かれた鳥羽国際ホテル

「豊かな自然」と「おもてなし」で心も体も癒やされる夏のリゾート

夏休みが来るのを指折り数えた子どものころ。海や山で遊んだ思い出は、胸の中で消えずに残っている。社会人になった今でも、夏の休暇を前に、わくわくする気持ちは変わらない。今年はちょっと遠くへ足を延ばして、美しい自然やおいしい料理、ホテルや旅館での心のこもったおもてなしなど、旅の魅力を満喫してみたい。日常を忘れ、心と体が癒やされる「大人の夏休み」を、極上のリゾートで楽しんでみてはいかがだろうか。
伊勢神宮 伊勢神宮では2013年に「式年遷宮」を控え、
参拝客が増えているという
夫婦岩 夫婦岩には季節を問わずたくさんの観光客が、
日の出の写真を撮ろうと早朝から訪れる

パワースポットとして注目を浴びる伊勢・鳥羽

古い神社や仏閣を訪ねたとき、まるでそこだけ空気が違うような、別世界に足を踏み入れたような感覚に陥ったことはないだろうか。このような不思議な力が宿るといわれる場所は「パワースポット」と呼ばれ、最近は多くの観光客を集めている。
数あるパワースポットの中でも古くから人気が高いのが、三重県伊勢市にある伊勢神宮である。深い森と神社の荘厳なたたずまいは神々しさに満ちている。
伊勢・志摩地域を形成する志摩半島は、リアス式海岸と呼ばれる入り組んだ海岸線が特徴だ。海岸線近くまで迫る山と直角に切り立ったがけ、青い海に浮かぶたくさんの小島。大自然が織りなす美しくもどこか不思議な風景に、かつての日本人も何か不思議な力を感じたのかもしれない。この地域にパワースポットが集中しているのも、決して偶然ではないだろう。
例えば、鳥羽市にある神明神社。「石神さん」という愛称で親しまれる同神社には、女性の願いごとなら必ず1つはかなえてくれるという言い伝えがあり、参拝客が引きも切らない。
伊勢市の二見浦沖に浮かぶ夫婦岩は、海外でガイドブックの表紙に使われることが多く、外国人にも人気が高いという。二見興玉神社には夫婦岩の遥拝所があり、そこから眺める日の出の風景は美しい。
伊勢や鳥羽の魅力はパワースポットだけではない。伊勢神宮内宮のそばにある「おかげ横丁」では、江戸時代の門前町を再現したお店で、伊勢うどんや松阪牛など地域の名物料理を味わったり、買い物を楽しむことができる。近隣にはミキモト真珠島や鳥羽水族館・二見シーパラダイス、志摩スペイン村など観光スポットが充実している。
人気のパワースポットや観光地を巡るには、とても1日では足りない。ホテルや旅館に滞在しながら、それぞれの観光地の魅力をゆっくり味わいたいところだ。
鳥羽国際ホテルのテラス 岬の先端に立つホテルからは、さまざまな角度から
鳥羽湾の絶景を眺めることができる

真珠の海に抱かれるリゾート「鳥羽国際ホテル」

東京から新幹線と近鉄特急を乗り継いでおよそ3時間半。鳥羽国際ホテルは、鳥羽駅にほど近い岬の高台に立つ。
鳥羽国際ホテルが開館したのは1964年。ホテルの名称に「国際」の文字があるのは、国際社会における日本の地位向上を目指していた当時の政府が「外国の要人が宿泊できるホテルをつくる」というスローガンで、高規格のホテルの建設を奨励していたことが背景にある。実際に同ホテルには、エリザベス女王はじめ海外の王室や首脳などの国賓、日本の皇室や政財界の要人といった国内外のさまざまなVIPが宿泊している。
三井不動産が鳥羽国際ホテルの経営を譲り受けたのは2007年10月のこと。そしてこの春、同ホテルはリニューアルオープンを果たした。三井不動産リゾート取締役の洲戸渉氏は、リニューアルの狙いについて次のように語る。
三井不動産リゾート 洲戸 渉 氏 三井不動産リゾート株式会社
取締役 運営本部 運営部長
洲戸 渉 氏
「伊勢・志摩エリアは観光資源が豊富です。折からのパワースポット人気に加え、伊勢神宮では2013年に『式年遷宮』という、20年に一度社殿を造り替える大イベントを控え、観光客は増加傾向にあります。そうした中で、『真珠の海に抱かれるリゾート』をコンセプトに、鳥羽の自然・文化・食を楽しみ、スパでリラックスいただくなど、自由でゆったりとした、それぞれの時間をお過ごしいただける『滞在型リゾートホテル』を目指してリニューアルしました」
鳥羽国際ホテルには「オーシャンウィング」「ハーバーウィング」と「潮路亭」の3つの施設があり、今回リニューアルされたのはオーシャンウィングとハーバーウィング。全80室の客室やレストラン、ライブラリー&バー、ロビー、テラスなどの施設が新たに生まれ変わった。
「単なる宿泊施設ではなく、泊まることそのものを旅の目的にしていただきたい」(洲戸氏)という鳥羽国際ホテルのコンセプトを体現するのが「TOBA STYLE」というキーワードだ。ソファーが置かれた屋外のデッキで、潮風に吹かれながら読書を楽しむ。昼下がりのバーでコーヒーを片手にくつろぎながら、大切な人に手紙を書く。ミキモトグループとのコラボレーションから生まれた「真珠スパ」でリフレッシュする……。
「リニューアル前は50代以上のお客様がほとんどでしたが、最近では20代や30代のお客様や、女性お一人様でのご利用も増えています」(洲戸氏)
オーシャンビュースイート オーシャンビュー・スイート(56平方メートル)では、
幅約7メートルの窓から鳥羽湾の絶景を楽しめる

美しい海と新鮮な食材、温かいおもてなし

大小さまざまな島が浮かぶ鳥羽湾。世界で初めて真珠養殖に成功したこの海を、鳥羽国際ホテルは「真珠の海」と呼ぶ。ホテルの客室では、この絶景を最大限楽しめるようにベッドやソファーなどが配置されている。
「食」にもこだわる。鳥羽湾といえば言わずと知れた伊勢エビの産地。夏にはアワビもおいしい。メインダイニング「シーホース」では、総料理長が直接、離島の市場で買い付けた海の幸や、契約農家から仕入れた地元の野菜など、厳選された食材がリゾートフレンチとして供される。レストラン内のシェフズカウンターでは、シェフが旬の食材を調理する様子を楽しむことができる。
おすすめ料理について洲戸氏に聞いた。「夕食では、素材のおいしさを最大限に引き出した『伊勢海老のオリーブオイル仕立て』や『黒鮑のステーキ』。朝食で人気が高いのは伊勢エビを使った『幻のスープ』。エビの殻やミソをふんだんに使った、豊かなうま味が特徴です。地元の新鮮な魚介類を余すところなく使った和食にも自信があります。スイーツではチーズケーキ。全国からお取り寄せの注文が殺到するほどの人気です」
シェフズカウンター 鳥羽湾の新鮮な海の幸がゲストの目の前でさばかれる
鳥羽国際ホテルが何より大切にしているのが「おもてなし」である。ホテルのリニューアル期間中にはスタッフ6人が東京の帝国ホテルで研修を行うなど、人材育成に力を入れている。「ホテルで働くスタッフは地元出身者が多く、穏やかでやさしい気質を持っていると感じています。お客様からも、フレンドリーで温かいもてなしを受けたとのお褒めの言葉を多くちょうだいしています。これからもスタッフ全員心をひとつにして、温かいサービスをご提供できるよう努力してまいります」と洲戸氏は言う。「ハード面はもとより、料理やおもてなしなどサービス面をより重視し、地域の中で特徴のある"突き抜けた"ホテルを目指していきます」
夏になると、近隣で行われる花火大会をホテルの屋上で眺めることができる。普段は立ち入れない屋上を、ゲストの要望に応じて開放する。ここにも「お客様視点」というホテルの理念が表れている。
「伊勢神宮に代表される豊かな緑、神秘的な島並みは、日本でもここだけでしか見られない絶景だと思います。地元の旬の魚や伊勢野菜は本当においしくて、温かいもてなしに触れると心も体も元気になります。ぜひ大切な人を連れて、ここ鳥羽ならではの自由でゆったりとした時間をお楽しみください」(洲戸氏)

鳥羽国際ホテルのこだわり

伊勢型紙の文様をあしらったインテリア

伊勢型紙のデザインモチーフ
客室の壁面だけでなく、キーホルダーや備品などにも伊勢型紙のデザインが採用されている
型紙とは、着物に文様を染色するために、文様の形に彫り抜いてつくられた和紙のこと。現在の三重県鈴鹿市で生まれた伊勢型紙は精密なデザインを特徴とし、その技法は重要無形文化財に指定されている。現在では、型紙そのものが芸術作品として高く評価される。
鳥羽国際ホテルでは、館内で伊勢型紙を展示しているほか、客室の壁面や照明にも伊勢型紙のデザインモチーフが用いられている。日本の伝統的な「美」をあしらったインテリアに、日本人としてどこか安心してしまう。

ミキモト コスメティックスとのコラボレーションによる
リゾートエリアでは日本初の「真珠スパ」

真珠スパ
真珠由来成分をぜいたくに使った
オールハンドトリートメント
1893年、御木本幸吉が世界で初めて真珠の養殖に成功した舞台がここ、鳥羽の海だ。「ミキモト」といえば今や世界的に知られる真珠メーカーであり、現在では真珠や宝飾品にとどまらず、「ミキモト コスメティックス」のブランドで化粧品やスキンケア用品を展開している。
鳥羽国際ホテルでは、ミキモト コスメティックスとのコラボレーションにより、リゾート施設では日本初となる本格的な「真珠スパ」を設置。真珠由来成分をぜいたくに使ったオールハンドトリートメントで、身も心もリフレッシュできる。ホテルの客室にも、シャンプーや入浴剤などオリジナルのアメニティーを用意している。

鳥羽国際ホテル

■所在地 三重県鳥羽市鳥羽1-23-1
■お問い合わせ 0599-25-3121(代)
■予約専用フリーダイヤル 0120-108-593
■アクセス
・車の場合
伊勢自動車道「伊勢IC」から伊勢二見鳥羽ラインを経由して約10分
・電車の場合
JR・近鉄鳥羽駅からシャトルバスまたはタクシーで約3分

ヴィンテージライフ物語・特別優待プラン

ハーバービューツイン
予約の際に「ヴィンテージライフ物語を見た」と伝えれば、1日5室限定で以下の宿泊プランを利用できる。
期間 9月1日〜10月31日(平日限定)
客室 ハーバービュー・ツインまたは
マウンテンビュー・スイート
宿泊プラン 1泊2食付き、夕食時にワンドリンク付き
1人12,800円(どちらの客室も同料金)
予約方法 鳥羽国際ホテル 予約専用フリーダイヤル 0120-108-593(予約開始日8月6日)
鳥羽国際ホテルへのアクセス
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