梅雨のころ
この季節、湿度が影響するのか、なんとなくこころが乱れるような心もちがします。それを鎮めようとひとり座ってみると、自分肩あたりに、なにか波打っているものを感じます。呼吸を整えて、そのままその波が落ち着くのを待つと、その水面が腹の下あたりまでやってくるような気がします。二十分ほどでしょうか、ヨガでも座禅でもよいのですが、すこしばかりまわりの世界を遮断して、そんなふうに、自分の心と体に向き合う時間を作ることは、みなさまにもおすすめしたいですね。
そう、もう紫陽花の季節になってまいりました。梅雨のはじめのころはみずみずしくて好きです。だんだんと鬱陶しくはなってまいりますが。
「今年は、1貫と300匁ほどの梅を漬けましたよ」
なんて言う人がいたらめちゃくちゃかっこいいですね。どうして日本人は尺貫法を捨ててしまったのでしょうか?
もしも尺貫法が残っていたら、ここらへんの田舎の女子高生も、
「自校まで二里も歩くなんてチョーやばくね」
「てか、1刻もかかるんやぜ。ありえんやろ」
「ガチ一貫ほど体重おちるわwww」
なんて会話になってたかもしれませんね。
まあ、そんなわけで5kgほどの南高梅を買ってきました。
とりあえず下漬け。今回はバリ島で買った塩を使ったのでどんな味わいになるのか楽しみです。
そして、この季節にはよくラバー・ソウルの曲が似合いますね。ビートルズ「初期の終わり」といったような、不思議な悲しさが好きな一枚です。
2015.06.22 | Comments(1) | Trackback(0) | 休日