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Microsoftは4月、「Azure Service Fabric」の初の開発者向けプレビューを公開した。 Azure Service Fabricは社内で「Windows Fabric」と呼ばれていたマイクロサービスプラットフォームだが、そのロードマップはどうなっているのか。
Azure担当最高技術責任者(CTO)のMark Russinovich氏は米国時間6月14日から5日間開催されたOpen Networking Summit 2015で、MicrosoftのPaaS技術であるAzure Service Fabricのロードマップについて説明した。
Service Fabricを利用して、Azureアプリケーションを「マイクロサービス」といわれるコンポーネントに細分化できる。このマイクロサービスは土台のインフラから切り離してアップデートや管理が可能だ。Service Fabricにより、さまざまなマイクロサービス同士はプログラミングインターフェースを通じてやり取りできる。Microsoftは将来、Service Fabricを「Windows Server」ベースのプライベートクラウド、ホステッドクラウドで利用できるようにする計画だ。
現在、Azure Service Fabricプラットフォームは「Windows」、それにC++とC#言語をサポートする。だが、Russinovich氏によると、MicrosoftはLinux、そしてJavaなど他の言語もサポートを予定しているという。WindowsとLinuxのコンテナサポートもロードマップにあるとのことだ。
Russinovich氏は明確な時期は明らかにしなかったが、Microsoftは通常のWindowsコンテナ、それにWindows Server 2016でサポートする仮想化されたHyper-Vコンテナの両方のWindowsコンテナをサポートする予定だ。コンテナ技術をサポートしたWindows Server 2016のテストビルドは今夏に公開を予定している。
Russinovich氏はまた、FPGA(Field-Programmable Gate Array)を利用するAzureデータセンターで、「Azure SmartNIC」の提供を開始することも発表した。
MicrosoftはすでにBingのインデックス処理で限定的にFPGAを使っている(このプロジェクトは「Catapult」という開発コードで呼ばれている)が、SmartNICを利用することで、暗号、ストレージアクセラレーション、QoSタスクをFGPAに割り当てることで複雑さを切り離す。サーバーのCPUも節約できるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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