竹内誠人
2015年6月21日15時09分
一つのテーマを深く掘り下げ、週刊や隔週刊のペースで分冊百科を発行するデアゴスティーニ・ジャパンが、商品企画の公募を始めた。「アイデアが枯渇」などと掲げた動画が注目を集め、予想を上回る応募が寄せられているという。
脳細胞を活発にするためランチはピーナツ弁当、万策尽きてイタコに頼む社員も……。デアゴ社が先月13日にホームページに公開した動画では、アイデア出しに悩む社員の姿がユーモラスに描かれる。広報担当の中東郁子さんによると、内容はジョークだが出演者は実際の社員。「動画のおかげか、応募目標数は3千程度だったのですが、開始2日で1万件を超えました」
デアゴ社は1901年、ローマで創業し、88年に日本へ進出。「必殺仕事人」のDVDつき雑誌から、3Dプリンターやドローンを組み立てるシリーズまで、国内で185点を発売してきた。「スタートレック ファクトファイル」全314号が6年で完結するなど、雑誌ごとの刊行期間は長いが、途中で終了したシリーズはないという。
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