2015-06-22

僕は誰かに甘えることができない

散らかり放題の都内実家から京都の家に戻ると天使が僕のベッドに横向きに寝ていた。

実家の僕の部屋は捨てたはずの、赤本やら模試やら参考書自分の部屋に汚く置かれていた。

母親絶望的に、物を捨てたり片付けたりできない頭の悪い人間だ。

頭の悪さが遺伝して(古)都の西北大学しかからなかったんだなと思った。

今の大学人間が大っ嫌いだ。見ていてうんざりする。

早稲田大学仮面浪人して受かりそうにない。

日吉大学に通うハルカは今頃男に思いっきり甘えているだろう。

天使は羽を傷めないように横向きに寝ていた。

天使はとにかく綺麗だった。

寝相も良かった。

心に余裕があるのだろう。

天使は誰かに甘えられるからだろう。

しかし、自分は甘えることができるような容姿じゃなかった。

一生、無償で甘えることはできないと思うと死んじゃいたくすら思うのだった。

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