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 21日午後8時ごろ、京都府福知山市観音寺の高速道路、舞鶴若狭道で、乗用車の後輪のタイヤ1個が突然外れ、対向車線の大型トラックにはね飛ばされた。タイヤは、高架下を走るJR山陰線の線路に落下。15分後、走行中の普通電車(2両編成)がこのタイヤを巻き込み、取り外しや安全確認のため約2時間運転を見合わせた。

 JR西日本福知山支社によると、電車の乗客43人にけがはなかった。この事故で部分運休も含め3本が運休し、8本が遅れ、約540人に影響が出たという。

 タイヤが外れた原因については、府警高速隊が乗用車の運転手らから状況を聴いている。