ファンは“清原監督”を待っている

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 ダウンタウンの松本人志(51)らが旬の話題を独自の視点で論じる『ワイドナショー』(フジテレビ)。6月21日の放送回の“主役”は、元プロ野球選手・清原和博(47)だった。

 今回、珍しくも口火を切ったのは普段慎重な松本だ。

「(清原は)何を懺悔しているのかよく分からない、なんでお遍路しているの?」

 ここ最近、スキャンダルが絶えない清原。しかしこのタイミングでのお遍路は、自分の非を認めているように映ってしまう──松本の発言には、そんな真意が見え隠れする。

「まず、薬物は一切やっていない! と言ってもらわないと……」

 と、松本は清原を心配するコメントを発表したのだった。

長嶋一茂「野球が本当に好きな人だから…」

 清原自身は、将来的にプロ野球の監督を目指していると言われている。それに対し、同じく元プロ野球選手・長嶋一茂(49)は、厳しくも暖かいアドバイスをこう贈るのだ。

「彼(清原)の実績なら、監督の話が来るのが普通。だから、まずはアマチュアでもなんでも良いから監督をやってみるべき。野球が本当に好きな人だから……。高校野球だったり、社会人野球だったり、廃部寸前のチームもたくさんある。そういうところから再スタートしてほしい。だから、お遍路なんてやってる場合じゃないですよ!」

 清原をよく知る一茂は、期待を込めてあえて厳しい言葉を投げかけた。

 清原の野球センスはピカイチ。これは業界人、ファン問わず誰もが認める事実だろう。それゆえに、監督待望論は尽きない。

 近年、ダルビッシュやマー君をはじめ、スター選手の流出が絶えない国内野球。国内野球の人気低下が問題視されている現状を打開するカギは、清原監督にあるのかもしれない。

(取材・文/伊藤鷹)