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次世代セックス・ドール用の「人工知能ヘッド」が開発中(動画あり)

「世界一精巧なラヴドール」を約20年間つくってきた会社が、リアルな人工知能ロボットヘッドを開発中だ。VRシステム「Oculus Rift」のインターフェイスや、自宅にいないときもドールとやり取りできるアプリも開発されている。

 
 
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TEXT BY SEBASTIAN ANTHONY
TRANSLATION BY RYO OGATA/GALILEO

ARS TECHNICA (UK)

PHOTOGRAPH BY GERHARD JAN NAUTA(CC0 1.0)

「世界一精巧なラヴドール」として有名な「リアルドール」を約20年間世に送り出してきたAbyss Creations社は現在、リアルな人工知能ロボットヘッドを開発中だ。既存のリアルドールの胴体に装着が可能だという。

リアルドールを知らない人のために説明すると、高価(5,000~10,000ドル)だが非常にリアルなセックス・ドールだ。男性タイプと女性タイプがあり、ポーズをとることができる骨格と、シリコン製の肌を備えている。体重や大きさも、実際の人間とほぼ同じになるようにつくられている(ちなみにリアルドールの頭部と開口部は交換が可能だ)。

『The New York Times』紙の記事によると、Abyss Creations社のマット・マクマレン最高経営責任者(CEO)は、人工知能ロボットヘッドの開発のため、Hanson Robotics社からロボット工学の優秀な技術者を引き抜いたという。Hanson社は、実物にそっくりなアニマトロニクスの頭部を開発する企業だ。

さらに、Abyss Creations社は現在、VR用ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」のインターフェイスと、自宅にいないときもドールとやり取りをできるアプリに取り組んでいる。

 
 
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