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 敗戦直前の1945年春、九州大学で米軍捕虜8人を生体解剖する事件があった。

 当時、医学部助教授だった伯父、鳥巣太郎は、生体実験手術に抵抗し、4回のうち2回の参加だったが、首謀者の一人とされて死刑判決を受けた。伯母が尽力して再審査を請求。減刑され、福岡で町医者として、その後を生きた。軍の意向を受け…

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