2015年6月22日00時54分
新たな安全保障法制の関連法案に対し、21日も各地で抗議の声が上がった。京都では学生ら約2200人(主催者発表)が繁華街を行進。神戸では、ベトナム戦争に反対した旧「ベ平連(ベトナムに平和を! 市民連合)こうべ」の元メンバーらが37年ぶりに再結集し、「法案は戦争への道を開いてしまう」と訴えた。
京都の抗議行動は、関西の学生数十人が中心となって活動する「SEALDs KANSAI」(自由と民主主義のための関西学生緊急行動)がツイッターなどを通じて呼びかけた。参加者は円山公園(京都市東山区)から京都市役所まで練り歩き、「戦争法案、絶対反対」「民主主義って何だ?」と声を上げた。
先頭でマイクを握った野間陸(りく)さん(19)=同志社大2年=は取材に「『何かおかしい』と思っている人がこれだけ多くいることが示せた」。塩田潤さん(24)=神戸大大学院=は「考えは人それぞれだけど、『憲法の順守』という当たり前のことから訴えないといけない」と話していた。
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