集団的自衛権の行使を可能にする安保関連法案に反対する集会が福岡市で開かれる。福岡市で平和運動を行う団体が、国の安全保障政策に反対の声を上げようと開いたもので、九州各県から約160人が参加。日本体育大学の清水雅彦教授が講演を行い、『解釈改憲』など憲法をめぐる安倍政権の姿勢を批判した上で「いま一度日本国憲法の平和主義を見直すべきだ」と指摘。集団的自衛権の行使を可能にする国の安全保障関連法案は現在、国会で審議中も、憲法学者などのグループが今月、廃案を求める声明を出す状況になっていて、主催者は今後も同様の集会を開き、福岡からも反対の声を上げていく意向示す。