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ネット関連会社「ねずみ講」か 関西の学生ら集団提訴へ

京都新聞 6月21日(日)8時33分配信

 インターネットでの販売促進システムを売ると装い、学生らを次々と勧誘して集金したのは「ねずみ講」に当たるとして、京都や大阪の大学生ら12人が、大阪市北区のインターネット関連会社「i―rage Investment」や同社幹部らに、契約金など約1千万円の損害賠償を求め、22日にも京都地裁へ集団提訴する。
 提出を準備している訴状によると、同社は2013年5月に設立。販促システムを購入する名目で同社に1口75万6千円で加盟店契約を結ぶ。1人紹介するごとに報酬を得て、3人以上紹介するとランクが上がって報酬が増す仕組み。原告は昨年11月〜今年2月、消費者金融から借りて1口分支払って加盟店契約を結んだ、としている。
 原告側は「販売しているシステムに実体はなく、ねずみ講に当たる」と主張する。同社のホームページは閉鎖している。同社の関連会社は「担当者がいないので答えられない」とした。

最終更新:6月21日(日)8時33分

京都新聞

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