2015年6月14日日曜日

東日本大震災による福島県からの避難者支援体制の研究~新潟県新潟市の場合~不透明な寄付金使途

新潟に避難してきて1年以上経ちますが、避難者支援体制について思う所があるので書いておきましょう。

●新潟市にある避難者交流所「ふりっぷはうす」とは?
まず新潟に来て、市に「避難してきたのだが、雇用や避難者同士の交流などの相談は受け付けているのか?」と尋ねると、避難者交流所の「ふりっぷはうす」という所を紹介されます。他にも寄付をしたいとか支援したいというとここを紹介されるようです。(実はここが問題点なので覚えておいてください。)
それで「ふりっぷはうす」へ行ってみると福島から避難してきた村上、江川という者が代表として運営しているようでした。
運営体制について尋ねると、二人は新潟NPO協会に職員として採用され、避難者支援業務を行っている。「ふりっぷはうす」は地元の方が避難者の為にと一軒家を貸してくれている。形としては村上が格安で借り、それを交流所として使用している。という事でした。
それで運営体制が大体わかったので「私も避難者だが、公の仕事の経験もあるので、支援に関わりたい」と言ったところ、「いずれそのような事ができればいいですね」というような話になり、その後も何度か顔を出していたのでした。

●避難者に対する寄付金使途について
さてそんな時、「BSN新潟放送がBSN愛の募金から100万円を避難者に寄付した」というニュースが流れました。
このニュースを聞いた時、「避難者の方々にどのように行き渡るのかな?」と思いました。というのも、母子避難されている方々の話を伺い、本当に苦労されているのを感じていたからです。本当に困っている人に公平な分配がされると良いなと思いました。
しかししばらくすると「彼らは寄付金を分配しないらしい。勝手に駐車場を作ると言っている。」という噂を耳にしました。確かに「ふりっぷはうす」は駐車が不便でしたが、避難されている方の現状を考えれば優先順位が違うのではないかと思い、話をしに行くことにしました。

さて、「ふりっぷはうす」に寄付金使途を聞きに行くと、これまでとは態度ががらっと変わり、かなり警戒しているようでした。
使途について聞くと、やはり駐車場の整備に使うという事でした。そこで私は
「優先順位が違うのではないか?意思決定のプロセスはどうなっているのか?私も避難者の1人として意見したい」
というと以下の様な回答が帰ってきました。

・「ふりっぷはうす」への寄付は全て「福島県自主避難・母子避難新潟市自治連絡協議会」という組織、会計に入る。
・他にも大口寄付の例としてノイズムさんから30万円を受け取ったりしたが、分配せずエアコンを買った。
・協議会の会員は200名ほど、役員は4名(うち二人は村上、江川)。
・寄付金の使途は役員である村上、江川に全権委任されており、会員は意見できない。
・他の役員名は公開しない。規約も公開しない。会計も公開しない。

と言うとんでもない内容でした。
それでこれはおかしい。倫理上、寄付金の収支は公表すべきと申し入れたのですが、「公表しない」の一点張り。では私が協議会に入り意見したいというと、「新規入会は閉めきった」とのこと。最後には「俺たちを潰したいんですか?」などと凄まれ、これは話にならないと一旦退散したのであります。

●他の避難者たちの意見、西区の新潟市直営の避難者交流所の開設
さてこのような事があった時と同じ頃、西区に新潟市直営の避難者交流所が出来たのであります。
そこへ顔を出してみると、ふりっぷはうす、村上への不満が爆発していました。

・寄付があっても自分たちの為に使っている。避難者全体のお金のはずなのに全然回ってこない。
・協議会なんて名前だけで、意見集約もしないし、情報も回ってこない。
・「ふりっぷはうす」に行くと最初に名前を書かされるがその時勝手に入会させられるのでは?
・お気に入りのお母さんにだけ物資をあげる。私はもらえなかった。
・中々来れない友だちの分の物資も一緒にもらおうとしたら。「換金するんじゃないでしょうね」などと酷いことを言われた。もう二度と行きたくない。
・西区の避難者交流所で避難者が交流してた所、村上がよそから視察に来た客を連れてきて交流所を説明、その時すでにいた避難者に対し「ここはお前ら専用の場所じゃない!出て行け!」などと追いだそうとし、大げんかになった。

等々、信じられない内容でした。(もっとも寄付金使途を聞いた時の対応を見れば想像できる内容でもありますが)

それで色々聞いていくと、西区の避難者交流所が出来た理由の一つに、この「ふりっぷはうす」に対する不満があったそうです。
表向きは「東区のふりっぷはうすは遠い。西区にもそのような施設が欲しい」という事で陳情され、実現したようですが、距離的な問題よりも、「ふりっぷはうす」の村上、江川に対する不満が大きかったようです。

●避難ママさんたちによるNPOの設立
さてその後は私も雰囲気の悪い「ふりっぷはうす」から足が遠退き、ママさん達が一生懸命子供達のためにクリスマス会などを開いて頑張っている西区の避難者交流所に顔を出すようになりました。お金のない中、何とか避難者、子供たちの為になる事をしようとしています。そんな現状を外から来る人も段々わかってきまして、ついにNPOが立ち上がったのであります。村上、江川に本当に避難者の為になる事をしてくれと言っても無駄だ。自分たちで何とかしよう。となり、現状を知っている多くの議員さんなどの協力により実現したのであります。まだ立ち上がったばかりのNPOですが、こちらは本当に避難者の為に活動する団体になると感じています。

●まとめ
さて、このようなママさん達のNPOとは一切関わらず、村上、江川は着々と野望を実現しているようであります。
一般社団法人FLIPなる団体を作り、復興庁からニュースレター発行の委託業務を受けたり、ローソンと提携して就労支援を行ったり、他県の避難者団体と連携して、要望書を国、県に上げたりしてますね。「広域防災・災害対応支援機構」と大層な名前を名乗のっている事からわかる通り、避難者支援の第一人者になりたいようであります。しかし1年以上、私が新潟で避難者の声、生活を見聞きして来た事から判断するに、この「ふりっぷはうす」村上、江川が本当に避難者に寄り添って活動しているのかは疑問な所であります。

今回のブログの内容は私個人の意見ですが、これから寄付したい、支援したいという方々が居られましたら、参考にされては如何かと思います。

繰り返しますが、まとめとしましては、このような問題が起きてしまった原因は

・外から見るとこの「ふりっぷはうす」村上、江川があたかも新潟の避難者の代表のように見えてしまう。

という点にあります。本人たちもそのように言って活動していると思いますが、実際はそうではない。という事をわかって頂ければと思います。
そして

・新潟市に寄付、物資を送るとこの二人の独裁的な団体に入り、避難者に公平に使われない。

という問題が未だに起きており、分断が起こっているです。

今後本当に避難者に寄り添った支援体制が整えば良いのですが。
あまり事を荒らげたくないと思いましたが、一度この現状を広く知って頂く事必要があると思い、文にしました。


●追記
震災から4周年の2015年3月11日は各地で追悼イベントが行われ、新潟県においても新潟市以外の市町村では避難者団体が追悼イベントを開催していましたが、新潟市においては開催されておりません。なぜでしょうか?答えは上記のような避難者支援体制を放置した結果だと思います。ちゃんとした避難者組織、ネットワークができていない。仮にふりっぷはうすが主導で集まろうと声をかけても、こんな疑惑がある状態ではみんな集まらないでしょう。まさに悲劇です。

2015年5月13日水曜日

プレジール・ステーション!(新潟の若者応援番組)アーカイブ

映画「ニート選挙」で知り合った人たちで
「何かネット番組やろう!若者向けの!」
という話が持ち上がり始まった番組がこの「プレジール・ステーション!」です。
しかし素人番組なのでグダグダ(笑)
さらに「部活が、、」とか「バイトが、、」とか言ってメンバーも揃わず流動的(笑)
この先一体どうなってしまうのか。
とりあえずアーカイブ置いておきますね。
出演者、スタッフは随時募集中です!

●3月24日放送分
ゲスト: プチふるーる。さん
MC: 松岡未来、汐未、きみちゃん

●3月3日放送分
ゲスト: 齋藤璃沙さん
MC: 磯部ののか、原田譲、きみちゃん

●2月17日放送分
ゲスト: ミスターKさん(本間遊馬)
MC: 松岡みなみ、磯部ののか、きみちゃん


●2月3日放送分
ゲスト: 先川史織さん
MC: 松岡みなみ、金子みゆき、きみちゃん


●1月13日放送分
ゲスト: 磯部ののかさん
MC: 松岡みなみ、金子みゆき、きみちゃん

●12月16日放送分(実験放送)

2014年10月27日月曜日

GMOとくとくBBのWimaxキャッシュバック40358円がもらえなかった。さらに違約金は25509円。GMOインターネットって詐欺に近いことやってない?

タイトル通りです。

以前の日記で意気揚々とGMOとくとくBBのWimax契約したことをブログを書きました。
http://kiminari.blogspot.jp/2013/09/wimaxgmobburoad-aero.html

そして1年後、、、

「そういえばキャッシュバックってどうなったっけ?」
と思いネットで検索してみると

価格.COM『GMOとくとくBB キャッシュバックがもらえなかった』 のクチコミ掲示板
http://bbs.kakaku.com/bbs/-/SortID=15532667/

が一番に出てきます。
「キャッシュバックもらえなかった!」
「通知メールがステルス!」
「詐欺会社!」
阿鼻叫喚の叫びが書き込まれています、、、

キャッシュバック申請期間は約1ヶ月。それを逃すと無効。しかも通知メールがわかりづらい。
という事です

これって、、、もしかして私も?

急いで問い合わせると
「お客様へのメールは7月23日に送りましたが9月30日で申し込み期限は切れています。キャッシュバックは無効です」

との事

「なにいいいいいいいいいいいいいいいい!そんなメールみてねえええええ!」

怒りマックス!ワイマックス!

で、色々食い下がってみたのですが、「無効」の一点張り。

消費者庁(から行ける相談窓口)にも問い合わせてみたのですが、「直接交渉するしか」との事。
「4万円の為に裁判は起こさないだろうというのを狙っているのかもしれませんね」とも。

なるほど。悪徳会社の手口は大体決まっているらしい。

でまあ結論としては4万円はキャッシュバックされず。それで不愉快なので解約しようにも今度は違約金2万5000円かかるという話でどうしようもない。

もう最悪。

GMOインターネット。こんな会社には二度と関わりたくないです!


2014年5月9日金曜日

新潟地震50周年事業、東区市民劇団「座・未来」によるミュージカル「この橋の向こうに~新潟地震∞新潟自身」に出演します

という訳で新潟地震を題材にした市民劇に出演することになりました。

東日本大震災で家が全壊。
放射能の心配もあるしとにかく福島から出てどこかに移住しよう!と思い新潟へ来たわけですが、何のツテも無く孤立気味。
とにかく何か人との繋がりを作ろうと思い、市役所のサークル紹介を見ることに。
色んなサークルがあるけど、とにかく暗い事件があったので「何か明るい楽しいことをしたい!」と思い探していると「東区市民劇団、座・未来」という劇団を発見。人前で話すのが苦手で今までこういう世界とは無縁だったのですが、「僕はこれから歌って踊って楽しい人生を送るんだ!」と思い演劇に挑戦してみようと思ったのであります。
見学してみると、ダンスレッスンがあったり、ボイストレーニングがあったりして本格的で、団員構成も子供からおじいちゃんまで所属していて家族的な雰囲気があっていい感じだったので数回見学した後、正式入団しました。
そしてしばらく基礎レッスンをしていた後、次の演題の発表の時が来たのですが、その演題がなんと、、、

新潟地震!!!

えええ!!!

福島から震災関連でこっちに来たのにそれなの?って感じでしたが、今年は新潟地震発生50周年との事で、市の事業としてやるとの事でした。
私の経緯を知っている先生は
「鈴木さん大丈夫?やれる?」
と気遣ってくれましたが、私もこれは何かの運命かなと思いました。故郷を離れても常に防災意識を忘れるなよという。それで
「大丈夫です!やれます!」
と言って出演する事になったのであります。

出演とは言っても演劇素人ですので、エキストラ的な役割ですね。
オープニング、エンディングで救援物資を運んできたりする「救援隊」の役。
それから中盤でちょっとだけ出る「先生」役です。
「子供たち危ない!ここは俺が食い止める!早く逃げるんだ!」
「先生ーーー!」
みたいなカッコイイシーンはありません笑
でもがんばって演じるので是非見に来てくださいね(^^)

日時 平成26年6月14日、15日
場所 東区プラザホール
詳しくはチラシを御覧ください


チラシ表
チラシ裏 私も載ってます^^
おまけ 団員さんと新潟地震勉強ツアーに行ったりしました。新しい家族ができたみたいで嬉しい^^

東区市民劇団 座・未来
HP
http://za-mirai.info/

Facebookページ

2014年5月5日月曜日

私の2012年世界38カ国の旅の写真を全部公開します

2012年に世界38カ国を旅し、よさ気な写真はFacebookにアップしていたものの、陽の目を見ることが無い写真もいっぱいあってどうしようかと思ってたんですが、Googleだと横2000ぐらいのサイズだと無限にアップロード出来るというので全部アプロードしちゃいました。合計6000枚以上!よく撮りましたねー。お時間のある方はぜひご覧ください。何かに使いたい時は一言頂けると嬉しいです^^

アメリカ横断
https://plus.google.com/u/0/photos/+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%AC%E6%88%90/albums/6008250190108025649

ヨーロッパ旅行1
https://plus.google.com/u/0/photos/+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%AC%E6%88%90/albums/6008305392521905889

ヨーロッパ旅行2
https://plus.google.com/u/0/photos/+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%AC%E6%88%90/albums/6008404317538095185

ヨーロッパ旅行3
https://plus.google.com/u/0/photos/+%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%85%AC%E6%88%90/albums/6008288946244601105

訪れた国

フィリピン

アメリカ
メキシコ
カナダ
イギリス
アイルランド
フランス
ルクセンブルク
ベルギー
オランダ
ドイツ
デンマーク
ノルウェイ
スウェーデン
フィンランド
エストニア
ラトビア
リトアニア
ポーランド
チェコ
オーストリア
スロバキア
ハンガリー
クロアチア
スロヴェニア
リヒテンシュタイン
スイス
イタリア
バチカン
モナコ
サンマリノ
アルバニア
マケドニア
コソボ
ブルガリア
ルーマニア
ギリシャ

エジプト

2014年4月8日火曜日

世界のKiminari。ドイツの女性向け雑誌Bild der Frauでデビュー。Airbnbストーリー。

世界のKiminariドイツデビューであります。
私のAirbnbを使った世界38カ国の旅の話を掲載したいとドイツの女性向け雑誌Bild der Frauから依頼があり、メールでやりとり。
その結果がこちらであります。






世界のKiminariのわりには扱いが小さいな笑
まあでも掲載してもらって嬉しいです。
これを見たドイツ人美女からファンレターが来るのではないか
と期待していますがどうでしょうか
ドイツ人女性に限らず女性からのファンレターをお待ちしています。

さて掲載結果の画像をもらって満足してメールをよく読んでなかったのですが、今さっきよくよんでみたら

発行部数50万部の別の雑誌からオファー来てるけどどうする?

という内容が含まれていました。
マジかよ。
ドイツでまた有名になっちゃうね。
新潟では全然知られてないのに笑

という訳で世界のKiminari。
ドイツ制覇は目前であります

2014年3月29日土曜日

福島県警察、鹿野孝次、村越剛志による無断写真撮影事件の付審判請求棄却

福島県警察、鹿野孝次、村越剛志による無断写真撮影事件の付審判請求(準起訴手続)は棄却されました。

事件を簡単に説明すると
1,私がある事件の告訴状を須賀川警察署に送った
2,警察から不受理なので説明するから警察まで来て欲しいと言われた
3,不受理であると説明を受けたが、警察には受理する義務があるので受理して欲しいと言った所、それに腹を立てた警察が「返却の証拠写真を撮る」といい、私の写真を撮った。
4,私は撮影を拒否したが、警察は聞き入れず、写真を撮ってしまった
5、この件について警察に苦情を申し立てた所、「説明不足があった」と一部非を認めたが、最終的には合意があったなどと回答してきた
6,公文書開示をした所、撮影を拒否しているのに撮られてしまった私の写真が出てきた
7,上記文書を元に特別公務員暴行陵虐罪であるとして、福島地方検察庁郡山支部へ告訴
8,検察は「撮影を拒んでいた事実は認められない」などとして不起訴処分
9,不起訴処分を不服とし、福島地方裁判所郡山支部へ付審判請求
10,付審判請求棄却

以上であります。
私は撮影は拒否していたにも関わらず、拒否していた事実が確認できないなどという理由です。もう警察も裁判所も信用できませんね。こんな調子ではこの二人に暴行、強姦されても合意の上だったなどと片付けられてしまうのではないでしょうか?本当に悪質な警察官だと思います。
撮影の必要性についても説明がなく、判断も理解できません。告訴状を返却するのに毎回写真を撮るんですか?撮りませんね。こんな事をされたのは私だけです。そしてそれに至った理由は鹿野孝次が返却拒否に腹を立てた以外無いのです。この件については警察も一度謝罪の意思を見せる文書を持ってきました。しかし裁判となると完全に敵対。撮影は合意の上だったなどと主張してくるのです。そして警察の味方をする検察、裁判所。本当にひどい世の中ですね。私にできる事はこの事実を後世に伝える事だけです。みなさん、警察、検察、裁判所がいつも味方だと思わないでください。公務員の犯罪は全力で罪でなかったように持って行こうとします。防護策は彼らと対峙する時は常にボイスレコーダーをオンにしておくしかありません。とにかく警察については被害者にならないよう気をつける。ひどい警察官はどんどん氏名を公表していく。これしかありませんね。