2015年も半分が過ぎた。上半期のベスト・アルバムを挙げていく。完全に個人的な好みだけで選んだ。順位は付けていない。
それでは行きますか!
Laura Marling『Short Movie』
ローラ・マーリング。10代でデビューしてから着実に進化している。オーラが変わった。ジョニー・ミッチェルの再来なんて言葉は、やがて消えるだろう。
Prefuse 73『Rivington Nao Rio + Forsyth Gardens and Every Color of Darkness』
スコット・ヘレン。Prefuse 73名義、ひさびさの新譜。しかも2枚組。しかし、この人、いくつの名前を持っているんだろ。相変わらず(褒め言葉)のカッコイイ音だ。
Panda Bear『Panda Bear Meets The Grim Reaper』
アニマル・コレクティヴのメンバーである、パンダ・ベアのソロ作。なんだかんだと5枚目のアルバム。3作目『Person Pitch』がピークかと思っていたら、とんでもないアルバムを出してきた。
bjork『Vulnicura』
入れるかどうか迷った。ビョークは昔からのファンである。原点回帰のような音。これまで、アルバムごとに変化していったので、おそらく評価は低いんだろうね。MVが素晴らしい。
MEW『+ -』
https://www.youtube.com/watch?v=VawIB4N_gmM
1枚目でレディオヘッドのフォロワーと言われ、3枚目あたりからプログレ要素の入ったポストロック的な音へと変遷していく。今回のアルバムが自然な流れに聞こえるのは気のせいか。ヨーナス・ビエーレの声がイイ!
Belle And Sebastian『Girls In Peacetime Want To Dance CD』
ラストはこれ。裏切らない音がアルバム全体を包んでいる。文句なし。ベル・アンド・セバスチャンしか出せない音の場をつくっている。正直、期待はしていたものの想像を超えていた。
番外編。
DVDだ。しかも、唯一、日本のバンド。誰が、ここまで成長すると想像した。2014年のシングル「今日も生きたね」以降、完全に突き抜けた。
THE NOVEMBERS “TOUR Romance"LIVE AT STUDIO COAST
次は年末かな。7月に新譜が多く発売される。それとは別に、裏ベスト・アルバムなんていいかも。インディーズも含めて、良質な音楽が毎日のように世界を回っている。やっぱり、いいよね、音楽は。
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