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韓国外相「円満解決へ共通認識持った」
6月21日 22時45分

韓国外相「円満解決へ共通認識持った」
韓国のユン・ビョンセ(尹炳世)外相は岸田外務大臣との会談のあと、「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録に韓国が反対していることについて、「日韓両国が協議を通じて円満に解決しようという共通認識を持った」と述べ、近く開かれる世界遺産委員会までに、何らかの合意を目指すことで一致したことを明らかにしました。
韓国のユン・ビョンセ外相は21日夜、岸田外務大臣との会談のあと、都内のホテルで記者団の取材に応じました。
この中で、ユン外相は「明治日本の産業革命遺産」の世界遺産への登録に韓国が反対していることについて、「日韓両国がユネスコ世界遺産委員会の責任ある委員国として、協議を通じて円満に解決しようという共通認識を持った」と述べ、来月初めの世界遺産委員会での審議までに、何らかの合意を目指すことで一致したことを明らかにしました。そのうえで、日韓両国の政府間協議が近く行われる見通しだとして、緊密に協議していく考えを強調しました。
また、22日、国交正常化から50年になるのに合わせてソウルと東京で開かれる記念行事に、パク・クネ(朴槿恵)大統領と安倍総理大臣がそれぞれ出席することについて、「両首脳が直接参加するのは、それ自体が大きなメッセージになる」と述べ、関係改善への期待を示しました。

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