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フレッシュな男子代表、6人そろう 内村「あん馬で稼げる」 体操

産経新聞 6月21日(日)22時17分配信

 男子代表6人は内村、田中を除く4人はいずれも大学生で、2人の初代表を含むフレッシュな顔ぶれとなった。

 昨年の世界選手権で中国に敗れた0・100点差を逆転するため、今回は新たな選考方式を採った。まず内村が昨年の実績で内定。続いて個人総合で2人を選び、ここまでに選ばれた3人との組み合わせを考慮して、最もチーム得点に貢献できる選手を3人選出した。

 その結果、つり輪が強い山室が漏れ、あん馬が得意な萱と長谷川の2人が入る編成に落ち着いた。内村は「穴はつり輪。でも、穴があっても、あん馬で稼げると考えればプラスマイナスゼロ」と受け止めた。

 水鳥寿思強化本部長は「どこかを立てれば、どこかが苦手種目になるのは避けて通れない。試合で結果を出すというのは重要な指標」と、選考会で見せた強さを本番でも発揮することを期待した。(宝田将志)

最終更新:6月21日(日)22時17分

産経新聞