朴大統領 きょうWHO事務局長とMERSで意見交換

【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は19日午後、青瓦台(大統領府)で世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長と会談する。青瓦台が同日、明らかにした。

 朴大統領は会談の席で、韓国で感染が広がる中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスについて意見を交換するほか、政府の対応やWHOとの協力、感染症への対応をめぐる国際社会の事例についても話し合う予定だ。

 チャン事務局長は19日に開幕する世界看護師大会に出席するため、18日に韓国入りした。同日の記者会見では「われわれが望むより時間がかかるかもしれないが、韓国のMERS感染拡大は終息するだろう」と述べた。韓国の対応については、初期対応は不十分だったとしながらも、「その後は世界トップレベルの疫学調査が行われている」と評価した。

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