韓国セウォル号沈没で20数人を救助した「青ズボンの英雄」にニセモノ疑惑浮上―韓国メディア

配信日時:2015年6月20日(土) 23時13分
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19日、韓国・聯合ニュースは、韓国セウォル号沈没で20数人を救助し一躍「英雄」と称された人物にニセモノ疑惑が浮上していると伝えた。写真は中国の報道。
2015年6月19日、中国新聞網によると、韓国の通信社・聯合ニュースは、韓国セウォル号沈没で20数人を救助し、一躍「英雄」と称された人物にニセモノ疑惑が浮上していると伝えた。

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韓国セウォル号沈没に関する記録の中に、青いズボンの一般男性が消化ホースを体に巻き付け、20数人の乗客を救出する映像がある。映像の主人公は金洪慶さんで、携帯で自分が人々を救助する姿を撮影し、記者に映像を提供した。この美談は各メディアで大々的に報じられ、「青ズボンの英雄」と称賛された。一部メディアでは「金洪慶さんはがんを患っているが、政府はまったく援助をしない。みんなで彼を助けよう」と報じたところもある。

しかし、最近になって突然、この英雄ストーリーに波乱が起きた。金東洙さんという人物が映像の青ズボンは自分だと言い出したのだ。同氏は、「もう事実を隠すことはできない。当時、救助に当たったのは自分と金聖牧さんであり、金洪慶さんは撮影していただけ。あのような鬼気迫った状況の中、救助しながら撮影ができるか?そんなことをしたら、携帯は今頃水の中だよ」と述べた。これに対し、金洪慶さんは、「救助の合間に撮影をした。しかも最後までその場にとどまり、最後の救助船で岸に上がった」と説明している。(翻訳・編集/霧島)

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