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安保関連法案 “赤色の女性たち”が反対訴え
6月20日 20時10分

安保関連法案 “赤色の女性たち”が反対訴え
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集団的自衛権の行使を可能にすることを盛り込んだ安全保障関連法案に反対する女性たちが、赤い服や小物などを身につけて国会周辺に集まり、「戦争のできる国にしないよう法案は廃案にするべきだ」などと訴えました。
集会には主催者の発表でおよそ1万5000人が集まり、女性たちは法案への怒りを表すため、赤い服や小物などを身に着けて、国会を取り囲むようにして抗議の声を上げました。
憲法が専門で学習院大学大学院教授の青井未帆さんは、「憲法の下、自衛隊にはできることとできないことが定められており、法案は明らかに憲法違反だ。憲法9条を持つ日本ならではの国際貢献の方法があるはずだ」と訴えました。
参加した40代の女性は「集団的自衛権の行使が認められると海外に自衛隊が出て行って、殺したり殺されたりする危険があるのではないかと不安です。幼い子どももいるので、子どもたちが安全で安心して生活できるようにと思い参加しました」と話していました。
また、83歳の女性は「太平洋戦争では何も声を上げられないまま戦争に突入し、女学生だったが十分な教育も受けることができなかった。今、再び戦争の足音が聞こえているように思えるが、戦争だけは絶対にしてはいけない」と話していました。

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