2015年6月20日08時11分
橋下徹大阪市長を支援する政治団体「橋下徹後援会」が年内で解散することが19日、明らかになった。市内であった後援会の政治資金パーティーで、橋下氏が「政治家は辞めます」と改めて宣言。後援会会長が「年内に閉鎖する」と述べたという。橋下氏の資金管理団体「大都市制度研究会」も解散する予定だ。
橋下氏は先月の住民投票で大阪都構想が廃案となったことを受け、「政治家は僕の人生から終了」と表明。市長としての任期満了を迎える12月に政界を引退する方針を示していた。引退後は弁護士として働く予定。テレビ出演や講演の依頼も寄せられているが、現時点での対応は未定だ。
橋下徹後援会は、政界進出の足がかりとなった大阪府知事選への立候補を表明した2007年12月に設立。政治資金パーティー開催や会報の発行を担ってきた。年会費6千円で会員は約1500人。今後は会員の更新手続きをせず、新規加入を受け付けない方針だ。
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