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【プロ野球】

「オープン戦、お疲れさまでした」 ハマっ娘の言葉にキヨシ感激

2015年6月19日 紙面から

リーグ戦再開と連敗脱出に向けて原点回帰を強調したDeNAの中畑監督(鈴木創太撮影)

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 原点回帰で逆襲だ。DeNA・中畑清監督(61)は18日、横浜スタジアムでの練習前、ミーティングで活を入れた。セ・パ交流戦は3勝14敗1分けと大惨敗し、現在10連敗中。不振脱却へ、交流戦前の戦いを取り戻すことを再確認した。

 「『ウチの野球をやっていこう』と言ったよ。『元気で最後まで諦めない野球をしよう』とね。首位に1カ月いた。貯金も11あった。7連敗も10連敗もするけど、連勝もあった。力はある。2位にいるという現実がある。チャレンジャー精神でやっていけばいい」

 掲げる野球は守備重視だ。堅守の内村、ルーキーの倉本が昇格。中継ぎに配置転換したモスコーソを7回、エレラを8回、ドラフト1位ルーキー・山崎康を9回という新方程式も組んだ。「阪神のJFKみたいになれば」と期待した。

 交流戦を終えた14日、北海道・新千歳空港で女性ファンから声をかけられた。「『オープン戦、お疲れさまでした。横浜での開幕、頑張りましょう』って、“ハマっ娘”にね。あの言葉で救われたよ」。開幕からの快進撃を再現してみせる。 (鈴木創太)

 

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