【ジュネーブ=原克彦】スペインのスポーツ紙アス(電子版)は19日、日本サッカー協会の会長だった長沼健氏(故人)が2000年に、02年の日韓ワールドカップ(W杯)の招致にからみ南米サッカー連盟に礼金を払っていたと報じた。金額は150万ドル(約1億8500万円)。「X」とする同連盟の元職員の証言を伝えた。
同紙のサイトは証言の映像も紹介している。英語版によると、礼金は日韓開催に投票した見返りとして同連盟に加盟する協会に分配するために払われた。ただ、実際は南米サッカー連盟のレオス元会長らが着服した。
レオス元会長は国際サッカー連盟(FIFA)の理事を務めていたことがあり、贈収賄などの罪で米司法省に起訴されている。証言者は礼金などの着服は日常茶飯事で、南米サッカー連盟の口座とレオス元会長の口座の区別がつかないほどだったとしている。
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