リリーフ陣大崩れ!リーグ再開戦逆転負け、4連敗

2015年6月19日22時36分  スポーツ報知
  • 10回1死一、二塁、平田(手前右)に右越え3ランを打たれ静まりかえる巨人ベンチ

 ◆巨人5―8中日=延長10回=(19日・東京ドーム)

 エース・菅野が粘投を見せるも、リーグ再開の大事な一戦で原巨人が黒星を喫した。延長10回、平田に無死一、二塁から勝ち越しの6号3ランを浴び、4時間30分を超える総力戦のシーソーゲームで逆転負け。交流戦最後の3連戦3連敗から続き、チーム4連敗となってしまった。5日ソフトバンク戦からの10戦を1勝9敗、ついに貯金は「1」。

 セ・リーグトップ7勝の中日・大野と先発対決に臨んだ菅野は、7回119球6安打1失点、5奪三振の力投を見せるも勝ち負けはつかず。7勝目はお預けとなった。

 「リスタート打線」で臨んだ、中日との3連戦の初戦。1回、4番・坂本の二併殺崩れの間に1点を先制するも、6回まで打線が振るわず追加点が遠かった。

 その間、菅野は快投を見せ5回3安打無失点、3奪三振でハーラートップタイとなる7勝目の権利を獲得。しかし打線が、5回の追加点のチャンスを生かせずに、流れが中日へ。すると6回2死走者なしから平田、ルナの連打を許し同点とされてしまった。

 それでも7回、前のイニングの攻撃前に円陣を組んだ巨人打線は長野、井端、亀井の活躍で3点を勝ち越した。

 しかし、終盤に悪夢が待っていた。8回は2番手・マシソン、3番手・山口がバッテリーエラーなどで崩れ2点を許す。9回には守護神・沢村が無死一、三塁からルナの二併殺の間に同点、さらに森野、和田、エルナンデスの3連打で逆転されてしまった。

 それでもその裏の攻撃。この回先頭の長野が右前二塁打で出塁すると、1死一、三塁までこぎ着け、坂本の中前適時打で同点とした。

 延長10回からは5番手・戸根をマウンドへ。しかし、藤井の三塁強襲打、亀沢のセーフティーバントで無死一、二塁とされ降板。6番手・宮国が平田への初球を右翼スタンドへ運ばれた。

 その裏。先頭の村田の中前打などで2死満塁とするも、最後の打者・堂上が遊ゴロに打ち取られた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
ニュース 順位表スコア速報
矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook 矢口亨のG-Photobook
報知ブログ(最新更新分)一覧へ
今日のスポーツ報知(東京版)