ほらみたことか。「経済が回復し始めた」なんて大ウソだったわけだ。
厚生労働省が18日発表した4月の毎月勤労統計調査の確報によると、実質賃金指数は前年同月比0.1%減となった。
2日に発表された速報値は0.1%増で、13年4月以来2年ぶりに賃金が物価を上回って上昇した、とされたが、確報値は24カ月連続のマイナスに修正された。
厚労省は、「確報は速報よりも調査対象に含まれるパート労働者の比率が高く、賃金の平均水準を押し下げた」なんて説明しているようだが、そんなコトは今回に限ったことじゃない。言い訳は明らかだ。
それにしても、速報を受けて「アベノミクスの成果だ」「賃上げ効果が出てきた」なんて大ハシャギだった安倍政権の「御用メディア」もいい面の皮だ。