/炒飯とらーめん はち@西新宿店七丁目にて鶏ぽためん/山形らぁめん豚村てじまぅる@西新宿七丁目にて冷やしラーメン/misato@東新宿にて醤油ラーメン/麺爺あぶら西早稲田店@東新宿にて激辛油そば(醤油、5辛)/
本格的に梅雨、朝も昼も夜も雨が降っていた。
梅雨の季節は紫陽花が満開なのですが、紫陽花は梅雨が好きなのだろうか、聞いてみたけど答えてはくれなかった。
何度もお店が変わっていると言うか、定期的(計画的)に変わっているのでは無いかと思われる立地に、2015/5/27にオープンした炒飯とらーめん はち@西新宿店七丁目。
以前は肉肉ラーメン(未食)、その前はとんぼ(未食)、だったかな。
ちなみに肉肉ラーメンは100店舗出店を目標に人形町からスタートし、高田馬場店に続いてここ西新宿に出店したところで人形町店を閉店し、高田馬場店と共に「炒飯とらーめん はち」に路線変更したようです。
券売機は店外に設置されていて、見てみると鶏ぽためん680円と中華そば650円の二種類のみ、サイドメニューは炒飯(スープ付き)、ライス、だけとかなりメニューを絞り込んでいます。
鶏ぽためんと炒飯を組み合わせたセットメニューとして、ラーメンと半炒飯、半ラーメンと炒飯の様にそれぞれフル/ハーフが選択できるので、全部で4種類。
組み合わせた場合は炒飯150円、半炒飯100円、半ラーメン580円となります。
奥にまっすぐのカウンター9席はほぼ満席の店内、奥の席に案内されて座る前に食券を渡すと、「大盛り同額ですが」と聞かれて「並でお願いします」、「刻み玉ねぎを入れても構いませんか」に対して「はい」と答えました。
卓上には辛子高菜、しょうが(お寿司屋さんで出されるガリみたい)、ブラックペッパー、山椒、らーめんダレ。
しばらく待って鶏ぽためん680円、カウンター台越しに丼が渡されました。
「厳選した国産鶏をベースに十八種類の厳選野菜を加えた当店自慢のスープ」はポタージュタイプで、食材のざらつきや粘度を感じさせるためか敢えて濾していないようで、個人的にはとても好きなスープです。
ぷるんとした食感の極太麺は埼玉県所沢市の見澤食品製、極太麺なのにスープとの絡みも良く、するすると食べられてとても美味しいです。
トッピングのチャーシューはしっかりと味が付けられ、弾力のある噛み応えで美味しく、貝割れ大根、刻み葱、薬味ねぎ、板海苔。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、高田馬場の一号店の味が気になるなぁ。
ラーメン屋が何軒も並んでいると、ラーメン激戦区、超激戦区と称されますが、ここ西新宿七丁目にはこの通りだけで6軒もあるのに激戦区とは呼ばれません。
細かい理屈は分かりませんが、同じジャンルの料理を提供する(ラーメン屋だけではなく、カフェとかハンバーガー屋とか)飲食店が並んでいても、どちらもそれなりに繁盛しているのは、東京だからだろうな。
2013/9にリニューアルされたNIGORIZAKEBAR 濁酒本舗Tejimaul、ランチタイムは山形らぁめん豚村てじまぅる@西新宿七丁目としてラーメンを提供されています。
店先にはラーメンの幟があるし、ラーメンの写真を貼ったA型看板も立てられていますが、さて、どこだろう。
目印は一軒め酒場、その左手にある下り階段の先にラーメン屋さん、いや、居酒屋があります。
重いドアを引いて店内に入るとがらんとワンフロアー、丸椅子を寄せ合うテーブル席が6卓ほど、壁には焼酎や日本酒の一升瓶が並べられています。
空いている席に座って最近始まったと思われる夏季限定メニューをオーダー、お冷を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。
メニューはつけそば、醤油ラーメン、山形らあめん、酒田らあめんの四種類で、サイドメニューは用意されていないようです。
卓上にはお冷と白胡椒、両隣のテーブルのお客さんは共にランパスを提示していまいた。
夜にお酒を飲みながらワイワイガヤガヤやっている店内の雰囲気を思い浮かべ、壁に張り巡らされた標語(「他人には言われたくない 他人しか言ってくれない」、「変わらないことなんて何一つない」など)を読んでいると、ラーメンが運ばれてきました。
冷やしラーメン750円、おお、何とも山形ラーメンらしい麺相です。
スープは鰹節ダシと野菜ダシが圧倒的で、(冷しということで)動物系ダシ未使用に感じたのですが、聞けば豚ガラ、鶏ガラも使っているとのこと。
驚くほどすっきりした後味に驚きつつ、レンゲが止まりません。
麺は菅野製麺所の多加水縮れ細麺、スープとの距離をちょっと感じますが、これはこれで美味しいですね。
チャーシューは山形県酒田市の平田牧場から平牧三元豚(ひらぼくさんげんとん)、殆ど味付けされていませんが、十分に美味しいです。
他にメンマ、キュウリ、水菜、クレソン、薬味ねぎ、トッピングじゃないけど角氷が数個。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、ああ、美味しかった。
食べていて幾つか分からないことがあったので、会計時に店員さんにお話しさせていただきました(貴重なお時間をいただき、ありがとうございました)。
本社の最寄り駅が新宿駅だったころの名残で、新宿駅から歩いて行けるラーメン屋さんは全て行っておきたい。
そんなことをして何の役に立つのかと聞かれれば「何の役にも立たない」と答え、全て行くのはなぜかと聞かれれば「そこにラーメン屋さんがあるから」と答えます。
明治通りから一本入った辺りが暗い住宅街に、約一年前の2014年7月8日にオープンしたmisato@東新宿(新宿区戸山)。
ネット情報の受け売りですが、恵比寿にあった香月出身とのこと。
店内に入るとすぐ右手に券売機、メニューは醤油、塩、味噌、ピリ辛味噌、トッピングは味玉、バター、ネギ、モヤシ、コーン、のり、メンマ、チャーシュー。
食券を買い、まっすぐなカウンター10席の中ほどに座って店員さんに食券を渡すと好みを聞かれましたので、「背脂、多めで」とお願いしました。
お冷を飲みながら卓上のカスターセットを確認すると、黒胡椒、おろしにんにく、七味唐辛子、餃子用タレセット(醤油、酢、ラー油)と並べられています。
布地の椅子がとても心地よく、ああ、券売機に取って返してビールでも、、、いや、もう閉店時間だし。
少し待って醤油ラーメン700円、真っ白い大きな丼に薄茶色のスープがしっくりくる麺相です。
『雪のようなきめ細かく粒がそろった良質の背脂は、豚の質感を最小限に抑ええることにより、豚骨や鶏ガラ、香味野菜などで取った、すっきりとした味わいのスープとの一体感をうみ、そこに背脂の優しい甘みと香りが加わる言で重層的なスープが完成いたしました。』(店内の説明書きより、原文のまま)
すっきりとした後味に仕上げたスープは背脂の旨味を最大限活かし、香月のスープってこんなに飲みやすかったっけと驚くほど。
合わせる極細麺は僅かに固めで、この固め感がまー美味しく、食べた感じでは南京軒食品製に思えましたが確認を忘れました。
とろっとろのチャーシューにネギ、メンマと最小限にして必要十分です。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、塩も味噌も食べてみたいけど、何せこの辺りは遠い。
一時的にせよ雨が上がってくれると、食べ歩いているこちらにはとても助かります。
この辺りは未食店ばかりなので、お金と時間と鉄の胃袋があれば一気に全部食べてしまいたいのですが、そのどれ一つも持っていませんし。
ぼり・うむのすぐ隣りに2012/8/20にオープンした麺爺あぶら西早稲田店@東新宿(新宿区大久保)、本店は早稲田にあります。
入り口近くが少し出っ張っているように感じるので、二重ドアかと思いきやそんなことはなく、先客さんが食券を買ったタイミングで店内に入ります。
立ちパネル式の券売機、メニューは油そばのみ。
「黒」濃厚醤油500円、「白」あっさり塩500円、「赤」濃厚赤みそ550円、「紅」あっさり辛みそ550円、激辛650円は醤油と塩から選べます。
麺増量は100円毎に100gづつ増えますが、500円だと800g増しとなります。
食券を買って空いているテーブル席へ、カウンター4席、2人掛けテーブルが6卓用意されていて、自由に組み合わせられるようです。
卓上には米酢、ごま油、ラー油、胡椒、一味、山椒、タバスコが用意され、小冊子に薀蓄やメニューがたっぷり紹介されています。
「タレが下に溜まってあるので、よくかき混ぜてください」の説明とともに激辛油そば(醤油、5辛)650円。
事前の説明通りに油そば標準の麺量より少なめ(理由が気になります)、説明書きによればブート・ジェロキア使用とのことで構えてましたが、色が赤いのでホッとしました(本当に辛いと黒い)。
縮れた極太麺をよくかき混ぜて食べてみると、あんまり、いや、殆ど辛くありません(辛さに弱い人は辛いかも)。
トッピングはチャーシュー、白髪ネギ、刻み海苔、チャーシューはかなり分厚いので、タレとあまり絡みませんが、そのまま食べても美味しいので問題ありません。
途中、味変する間もなくスルッと食べてしまってご馳走様でした。
帰り際に「サービス券をお持ち帰り下さい」と声を掛けられ。二つ折りされたクジ引き方式の券を引くと、麺100g増し券でした。
大江戸線の地下通路はまっすぐ長い、なぜか起伏がある。
雨の日はとても助かりますが、雨はもう止んでしまったし。
2015年06月19日
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