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ノーベル賞の中村氏 ロシアのエネルギー賞受賞6月20日 0時38分
エネルギー分野で世界的な貢献をした人に贈られるロシアの「グローバル・エネルギー賞」の授賞式が行われ、去年、ノーベル物理学賞を受賞したカリフォルニア大学教授の中村修二さんが受賞しました。
「グローバル・エネルギー賞」は、エネルギー大国のロシアが、エネルギー分野で優れた研究や技術開発を行った人に贈っている賞で、ことしは青色LEDの開発に成功した業績が評価され、去年ノーベル物理学賞を受賞したカリフォルニア大学教授の中村修二さんら2人が選ばれました。
19日にサンクトペテルブルクで授賞式が行われ、中村さんは、急きょ欠席したプーチン大統領に代わり、大統領の側近で国営の石油会社のセーチン社長から賞を受け取りました。
賞金総額は3300万ルーブル(日本円で7600万円)で、中村さんは、半分の1650万ルーブルを受け取ります。
授賞式で中村さんは、研究資金を含めて多くの支援がなければ研究は続けられなかったとして、支援してくれた人たちに感謝のことばを述べました。
そのうえで、「すべての人たちがLEDライトを使用できるようになり、地球温暖化に歯止めがかかることを望む」と述べ、研究成果がさらに役立つことに期待を示しました。
授賞式のあと中村さんは「この賞はロシアのノーベル賞クラスの賞と聞いており、受賞できて光栄だ。自分の研究が実際に人類に役立っていることを、この賞が証明してくれたので嬉しく思う」と述べ、喜びをあらわにしていました。
19日にサンクトペテルブルクで授賞式が行われ、中村さんは、急きょ欠席したプーチン大統領に代わり、大統領の側近で国営の石油会社のセーチン社長から賞を受け取りました。
賞金総額は3300万ルーブル(日本円で7600万円)で、中村さんは、半分の1650万ルーブルを受け取ります。
授賞式で中村さんは、研究資金を含めて多くの支援がなければ研究は続けられなかったとして、支援してくれた人たちに感謝のことばを述べました。
そのうえで、「すべての人たちがLEDライトを使用できるようになり、地球温暖化に歯止めがかかることを望む」と述べ、研究成果がさらに役立つことに期待を示しました。
授賞式のあと中村さんは「この賞はロシアのノーベル賞クラスの賞と聞いており、受賞できて光栄だ。自分の研究が実際に人類に役立っていることを、この賞が証明してくれたので嬉しく思う」と述べ、喜びをあらわにしていました。